今回は、高画素ミラーレスカメラのススメのお話です。
高画素機というと、否定的な意見や気持ちを持っている方がたまにいますが、
考え方や捉え方を変えるとそんなにマイナスではありません。
さらに超画素化になり、逆に写真の質感を変わってきています。
高画素機に興味がある方や不安のある方はぜひ読んでいただきたい。
それでは、お話を進めていきましょう。
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高画素機を使うために超えなければならないチェック項目
高画素機をオススメしますが、やはり越えなければいけないチェック項目があります。
筆者は高画素機のカメラを長年使ってきましたが、
いろいろ試行錯誤しながら撮影をし写真現像/編集をしてきました。
筆者の使い方や考え方も書き加えているので参考にしてください。
- 高感度ノイズが気になる
- 手ブレが気になる
- レンズ選びは重要
- 必要なコンピュータスペックとモニターサイズ
- 必要な記録媒体
- 高画素機の価格
●高感度ノイズが気になる
高感度ノイズは、輝度ノイズとカラーノイズのことです。
ISO感度を上げないようにすれば、高感度ノイズは抑えられますが
やはり手持ちで手ブレしないようにするとISO感度を上げる場面が出てきます。
筆者の場合、夕景は日没後の30分まで、
手持ちで撮影することが多いです。
下記の基準を高感度ノイズの許容範囲にしています。
ISO3200〜ISO4000
被写体のディテールが残るまで
カメラの機種にもよりますが、
α7R IIIならISO3200まで
X-T4ならISO4000まで
が筆者の限界値でした。
ただ、被写体のディテールは残っているので、DxO PureRAW 2というソフトで
ノイズリダクションをすれば、写真は綺麗に仕上げられます。
●手ブレが気になる
カメラボディ内手ぶれ補正が進化しています。
一昔前ほど神経質になることはありませんが、
少し意識して撮影する必要はあります。
筆者の場合、ISOは昼間でも必要なら躊躇なくあげます。
そうして、シャッタースピードを上げて手ブレしないように撮影していきます。
上記で書いたノイズと関係するので、バランスを取っています。
●レンズ選びは重要
高画素機に合ったレンズを選ぶことが大切です。
筆者は、ソニーならGmaster、富士フイルムならレッドバッチのレンズ使ってきました。
また、最新のレンズなら結構撮影できるものも多いです。
下記、筆者が使っているレンズ4本。
SEL70200GM2
SEL2470GM2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
XF33mmF1.4 R LM WR
●必要なコンピュータスペックとモニターサイズ
写真データを快適に扱えるコンピュータスペックと
写真データを確認するモニターサイズは重要です。
高スペックのコンピュータや大きいモニターを使うと
写真現像や編集がストレスなく行えます。
筆者が使っているコンピュータスペックを載せておきます。
2023年時点だとハイスペックでなりつつありますが
十分なスペックだと思います。
そして、27インチの大画面は写真の現像や編集がしやすい環境。
約5年使用経過したら、新しいMacに買い替えて、
常にスペック高めなコンピュータを使うようにしています。
●必要な記録媒体
記憶媒体は、高速で容量の大きいものが必要です。
●α7R Vで使用しているSDカード
6100万画素でデータが大きいので、
ProGrade DigitalのSDXC UHS-II V90のSDカード使用しています。
●X-H2で使用しているSDカード/CFexpressカード
ProGrade DigitalのCFexpress Type B GOLDをメインで使っています。
動画は4K中心なのでこれで十分です。
SDカードは、ProGrade DigitalのSDXC UHS-II V60を使用。
●NASやバックアップに使用しているHDD
NASには、NASの運用に適したWD Red Plus のHDDを選んでいます。
3年以上24時間稼働させていて不具合ありませんでした。
バックアップ用には、WD Blueを使います。
最近は8TBを選ぶようになりました。
●高画素機の価格
ソニーαの中での比較になりますが、
ベーシック機のα7 IVと高画素機のα7R Vの価格差は
マップカメラやカメラのキタムラの販売価格を見ると【1.4倍】。
単純に画素数だけの比較にはなりませんが、
α7R Vのほうが高性能な機能を積んでいても、
価格が高いなと感じるかも知れません。
筆者は、高画素機が映し出す画が好きなので、
価格が多少高くても撮影している時や
その後の現像や編集で楽しさを感じるので良しとしています。
高画素機を使って良かったと思った点
高画素機を使ってよかったと思った点は下記になります。
- 繊細な描写
- なめらかな質感
- Lightroom使用時のシャープネス明瞭度テクスチャの調整不要
- クロップ撮影可能
筆者は現在α7R VとX-H2の高画素機を撮影できました。
やはりひと昔の高画素機と印象が違います。
特に繊細な写真に仕上がることが多く非常に満足しています。
まとめ
今回は、高画素ミラーレスカメラのススメについて話してきました。
高画素機がどんなカメラかを知れば、
それに対しての準備や使い方をすれば、普通に撮影出来ます。
一昔前の高画素機の常識とは変わって来ていますので、
興味がある方はぜひ高画素の魅力を体験してください。