Nikon D750は2014年9月25日に発売されたフルサイズ一眼レフカメラです。
発売されてからだいぶ月日が経っていたので、後継機の噂がありましたがなかなか発売されません。
むしろ、先にフルサイズミラーレスカメラZ6やZ7が発売されてしまいました。
フルサイズ一眼レフカメラは、写真を撮る人にとって一度は憧れるカメラです。
D750は、徐々に価格が下がってきて、手の入れやすいフルサイズ一眼レフカメラになってきました。
今回は、実際使っていたD750の魅力と購入するのにいいタイミングでないかというお話していこうと思います。
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D750を購入した3つの理由
D750を購入した理由は3つありました。
●どうしてもフルサイズ一眼レフカメラが欲しかった
一番の理由は、フルサイズ一眼レフカメラで写真を撮りたかったことです。
APS-Cサイズのカメラと比べると、交換できるレンズの種類が豊富になります。
そして、サードパーティー製のレンズを含めると選択の幅がとても広くなります。
いろいろなレンズを選んで撮影できるので、ニコンのカメラの中でD750を選ぶことになりました。
●空気感や臨場感が写すことのできるカメラが欲しかった
空気感や臨場感を写せるとは、実際に自分が感じとったその時の情景を忠実に写してくれることだと思います。
言葉を変えると、二次元の写真なのに立体感があるということです。
例えば夕景を撮った時に、夕日の色の階調をきれいに写したり、陽が当たってる場所と影の場所の雰囲気を出して、写してくれることです。
D750を使って撮影して、実際に自分が望んでいた空気感や臨場感が撮影出来るようになりました。
●長い時間撮影しても疲れないカメラが欲しかった
自分の撮影スタイルは、いろいろな場所に歩いて写真を撮ることです。
7、8時間外で撮影していることもあります。
そう言う理由で、あまり重すぎない適度な重さであるフルサイズ一眼レフカメラが希望の条件でした。
D750本体の重さは約750gです。
標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの重さ約710gを付けると、合計1460gになり歩いて携帯できると思いました。
軽くて小さければさらにいいですが、フルサイズ一眼レフカメラならD750がベストな選択と思いました。
D750を使って撮影して感じた4つの良いところ
D750を使って撮影してみて、自分が良いと感じた点は4点ありました。
●やはりフルサイズ一眼レフカメラにしてコンパクトにまとめたボディが良い
自分の撮影スタイルは外で長時間撮影して歩いて移動していきます。
やはりフルサイズ一眼レフカメラは軽いほうが体への負担が減ります。
D750本体は大きすぎず、手になじむちょうどいい大きさです。
カメラ本体の重さをあまり感じさせないのは、グリップの深さが考えられたデザインにあり、しっかりと握ることができるからです。
フルサイズイ一眼レフカメラではコンパクトなほうだと思います。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの重さのある標準ズームレンズを付けて撮影してもあまり苦になりませんでした。
●適度な画素数が撮影データ管理がしやすい
Nikon D750の有効画素数は2432万画素、ローパスフィルターありです。
2432万画素で撮影した写真の仕上がりは十分なクオリティーです。
普段RAWで撮影しています。
撮影データは約30MBになりますが、ハードディスクに保存したり現像するのには負担にならないいいデータサイズです。
iMac 5Kだと、D750のRAWデータサイズをLightroomで現像処理するのに全く問題がありませんでした。
●暗所でのオートフォカスに迷いがないのが気に入っている
暗い場所や夜に撮影をするときもありますが、かなり暗くなってもD750のAFは、しっかりとピントが合います。
最新のカメラを使っているので、暗所撮影ではAFが合うのは当たり前の感じになっています。
年式が古くとも、D750の暗所でのAF性能が高いと感じました。
●連写枚数とシャッタースピードに仕様には不満がない
撮影する被写体が連写を必要とする被写体を撮影することが少ないです。
たまに鳥が飛んでいる姿や電車が走っている風景を撮影するくらいなので、ほとんど連写撮影をすることがありません。
実際に連写撮影するとしても、自分が撮影する被写体には特に困りませんでした。
D750は、シャッタースピードの上限は1/4000秒です。
F値開放でレンズを設定して写真を撮らないので、シャッタースピードの上限に困ったことはありません。
F値開放で撮影する人は、NDフィルターが必要になるかもしれません。
最後に、D750はシャッターを切るときに音が大きいです。
ただ、シャッターショックが大きいと感じましたが、写真がぶれることがありませんでした。
D750を手放した理由について
D750を手放した理由についてです。
D750自体に問題があったわけではありません。
ニコンの他の種類のカメラと比較して手放しました。
以前使っていたD7100は、ローパスフィルターレスでした。
そして、D750あとに購入したD810もローパスフィルターレスです。
一方、D750はローパスフィルターありです。
どちらかというとローパスフィルターレスの写りが好みだったのです。
その理由でD750を手放しました。
手放してしまってますが、D750はバランスが取れたフルサイズ一眼レフカメラと今でも思っています。
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フルサイズ一眼レフを購入するのにお手ごろな価格になってきたD750
発売から年月が経ち、10万円台でフルサイズ一眼レフカメラD750を手に入れられるようになりました。
予算が限られる人にとって、D750は価格的にも魅力的なカメラです。
最新のフルサイズ一眼レフカメラやフルサイズミラーレスカメラはもっとも手に入れたいカメラです。
価格ドットコムの価格を見てみるとかなり価格が下がっています。【2018年11月26日現在】
D750本体だけだと、13万円前半の価格です。
D750本体と標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのセットの価格は、18万円前半になっています。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRを単体で購入すると、約13万円してしまいますが、レンズキットで購入すると約5、6万円で購入できます。
自分はこのレンズキットを2014年12月に購入しましたが、その時の価格は27万円でした。
そう考えるとだいぶお手頃な価格になったと思います。
D750購入タイミングのまとめ
フルサイズ一眼レフカメラを使ってみたいけど、予算がない人にはD750が良い選択だと思います。
初めて一眼レフカメラを使う人も、D750はバランスがよくオールマイティーなスペックなので、すぐに物足りないカメラにならないと思います。
最新のフルサイズ一眼レフカメラやフルサイズミラーレスカメラもいいですが、まず手軽にフルサイズ一眼レフカメラを使って写真を撮ってみたい人には、まずD750を使ってみるといいと思います。