浅草はモノクロでスナップ写真を撮っています。
カラーでほとんど浅草の街を撮影をしません。
カメラは富士フイルムのX-T2を愛用して使っています。
富士フイルム流でいうと、モノクロ写真は黒白写真ですね。
決してモノクロで撮るとカッコいいからという理由で撮影してる訳ではありません。
今回は浅草での撮影方法やモノクロで撮る動機、そしてモノクロで撮る楽しみ方をお話しします。
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スナップ撮影に浅草を選んだ理由
浅草をモノクロスナップ撮影の場所に選んだ理由です。
浅草は浅草寺、隅田川があり、近くに大きく東京スカイツリーが見えます。
街並みは近代化されたといえ、まだまだ昔ながらの風情があります。
車やバスの交通量が多く、人も沢山歩いています。
そして、撮影するのに自然と、浅草の街に溶け込むことが出来ます。
ひとつひとつ詳しく理由を話してみます。
●浅草はお寺が多い
浅草寺や待乳山聖天によく撮りに行きます。
そして、そのほか沢山のお寺があります。
浄土真宗東本願寺の寺町も雰囲気がいい場所です。
仏壇屋さんが立ち並ぶ通りもあり、仏教好きにはたまらない。
お寺を撮るわけではありませんが、そういう土地の匂いが撮影の意欲をかき立てます。
●水のある場所は絵になる
浅草の水のある場所といえば隅田川です。
撮影に困ったら、水のある場所に行くと不思議にシャッターを切れるようになります。
水上バスや屋形船が通るし、橋から見た川の風景もいいものです。
●ランドマークになる構造物がある
浅草から見えるランドマークと言ったら、東京スカイツリーです。
いつも構図の中に入れるわけでないですが、スパイスとして浅草の街の中に入れたりします。
夜になればライティングされた東京スカイツリーの撮影が出来ます。
●交通量や人が多いと動きのある絵が撮れる
車やバス、人の往来はすごくスナップ写真を撮るのに重要です。
写真に動きを与えてくれるからです。
浅草の街の活気も表現できます。
●どことなく昔の街を感じさせる
浅草の雰囲気が好きなので、いつも来てしまいます。
近代化されたとはいえ、やはり昔っぽい感じが残っているからです。
浅草寺の存在は大きいですね。
●写真を撮るのに街に溶け込むことができる
観光客が多いので、写真を撮ることが目立たないのがいいですね。
別に目立ってもいいのですが、浅草の街に溶け込むことができると写真を撮ることに集中できます。
新宿や渋谷の街のスナップはいいと思うのですが、撮りたい条件に当てはまるのが浅草です。
モノクロスナップ撮影をする理由
色をなくすことで、モノやヒトの形や輪郭がはっきり見えてくることが楽しい。
スナップ写真をカラーで撮影するのもいいですが、どうしても色にばかり気をとられていまします。
モノクロ写真は、写ったもの全ての情報をしっかり目に見えるのが良いところだと思います。
光と影、明と暗をハッキリと表現するにも適しています。
X-T2のファインダーの中では、黒白の風景で見えているので、写したい主体やテーマを見つけやすい。
それにより、シャッターを切るテンポがいい感じなのです。
最後にモノクロ写真は、時代が時には曖昧になって、被写体によっては昔の写真のように感じたりします。
スナップ撮影方法と機材選び
●撮影カメラ
富士フイルムX-T2。
スナップ撮影といえば、X-T2が撮りやすいです。
α7R IIIも小さくていいですが、モノクロスナップ撮影のときは使いません。
●撮影レンズ
富士フイルムXF16-55mmF2.8 R LM WR。
撮影には標準ズームレンズを使っています。
目で見て撮りたい表現したい画角を瞬時に決めて撮影します。
単焦点レンズでもいいのですが、あえて焦点距離を変えています。
●撮影設定や方法
絞り優先モード、F8固定。
ACROS+ISO800〜1600+NDフィルターまたは、ACROS+ブラックミストフィルター使用しています。
肉眼で撮りたい場所を決めて、24mm、35mm、50mmなどの焦点距離を瞬時に決める。
レンズ上から持って素早くファインダーを覗いて固定して瞬時に撮影。
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実際に撮影した浅草のモノクロ風景
浅草はスナップ写真以外に新しいカメラやレンズの試し撮りに来ています。
何度も何度も訪れているのに、全く飽きません。
新しい浅草を見つけることができるからかもしれません。
早速1枚目の写真から、人力車をモノクロで写すといつの時代かわからなくなる時があります。
渋谷の開発はすごいものがありますが、浅草だって新しいビルが建ってきています。
東京スカイツリーは定番ですが、皆が撮りそうない場所を探したりするのが楽しかったりします。
こういう感じで東京スカイツリーを撮ったことがありませんでした。
動画を一生懸命撮っていた人も一緒に写真を撮ります。
どこにでもいるハトですが、ボケを楽しみながら撮影してみました。
常に絞りF8で撮影ですが、F2.8でも撮影したりします。
この通りは、飲食店の看板が多くて面白い場所です。
本当は夜に撮影したかったですが、今回は日中撮影しました。
こういう構造物の並びも面白く撮ったりして遊びます。
夫婦でしょうか?
自転車で前を通過したので、素早く構えて撮影しました。
浅草寺の前はいつも人が多くて、活気があります。
カメラを持たないときは人混みが苦手ですが、カメラを持つと人混みがワクワクするのです。
浅草寺雷門の前は、横断歩道で車や人の行き来が多い場所です。
ファインダーからその様子をみていると、時間があっという間に時間が過ぎています。
いつも狙って撮る場所。
ここは構えて人々や車の動きをずっと見ていいところでシャッターを切っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モノクロで撮影することにこだわって、浅草の街を撮っています。
カラーでスナップ写真を撮るより、モノクロスナップのほうが味が出ますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
浅草モノクロスナップだけでなく、他のスナップ撮影の参考にしていただければと思います。
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