今回は富士フイルムX-T4で快適に星撮影する設定のお話です。
星を撮影をするのにフルサイズセンサーのほうが適していますが、
富士フイルムのaps-cサイズのセンサーでも綺麗に撮影が可能。
フルサイズセンサーのソニーαのカメラを持っていますが、
筆者は富士フイルムX-T4を積極的に使ってきました。
それではX-T4での星撮影の設定について話していきましょう。
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X-T4での星撮影の設定方法について
X-T4での星撮影の設定方法について話していきます。
●まずはEVF画面を暗所モードにする
購入してから2年も経っているのに、EVFの画面が赤くなる暗所モードがあることを知りませんでした。
星撮影のためにまずは設定します。
【セットアップ】→【表示設定3/3】→【情報表示コントラスト調整】→【暗所】
●画質設定について
【画質モード】→【RAW】
Lightroom Classicでじっくり編集したいため、RAWに設定しました
【フィルムシミュレーション】→【Velvia】
発色をよくしたいために、ヴィヴィッドに相当するVelviaを選択しました。
【ホワイトバランス】→【蛍光灯3】
夜空を青っぽく表現するために、蛍光灯3を選びました。
【シャープネス】→【-4】
【高感度ノイズ低減】→【-4】
星がよく写るようにシャープネスと高感度ノイズ低減ともに-4に設定しました。
【長秒時ノイズ低減】→【OFF】
撮影後、撮影時間と同じ時間ノイズ低減処理するのでOFF。
Lightroom Classicでノイズ処理できるので、長秒時ノイズ低減の機能は使いません。
●フォーカス設定について
【MFアシスト】→【STD】
通常はフォーカスピーキング設定にしていますが、星のピントを合わせるのに邪魔になるのでSTDにしています。
【フォーカスチェック】→【ON】
星にフォーカスを合わせるときに拡大表示できます。
●撮影設定について
【セルフタイマー】→【2秒】/【セルフタイマー設定保持】→【ON】
レリースが使える時は設定しなくて良いです。
今回は、レリーズが使えなかったので設定しました。
【測光】→【中央重点】
【シャッター方式】→【ES】
電子シャッターを使うことしました。
【ブレ防止モード】→【OFF】
三脚を使って星撮影するので、ブレ防止(手振れ防止)はOFFにしました。
●消費電力設定について
【パフォーマンス】→【ブースト】
【EVF/LCDブースト設定】→【低照度】
暗所で被写体を見やすくために低照度モードにしました。
●カメラの設定について
【シャッタースピード/ISO】→【 5秒〜20秒/3200〜6400】
シャッタースピードは軍艦部のダイヤルを【T】に合わせます。
星が流れないくらいのシャッタースピードは20秒までに。
ISOは、3200〜6400に設定。
【F値(絞り)】→【1段くらい絞る】
SAMYANG 12mm F2.0 NCS CSのレンズを使うときは、F2.8まで絞ります。
【マニュアルフォーカス】
X-T4は手動で簡単に切り替えられます。
よく星撮影に使うレンズについて
よく星撮影に使うレンズは、SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS。
富士フイルムXマウントでは定番の星撮影用のレンズです。
星撮影では、F2.8に設定しました。
気軽に星撮影をできる場所について
気軽に星撮影できる場所としては、千葉勝浦にある八幡岬公園です。
南側は海なので、光害を受けにくいロケーション。
さらに撮影スポットまで道が整備されていて、ライトは必要ですが真っ暗い中でも安全でした。
気楽に天の川を試し撮りができます。
まとめ
今回は富士フイルムX-T4の星撮影の設定の話をしました。
筆者は星撮影を専門に行っていませんが、カメラの設定を含めてX-T4は星を撮りやすいです。
aps-cサイズのイメージセンサーですが、十分に綺麗に星撮影できました。
X-T4は暗所に強いミラーレスカメラですので、下記の記事も読んでみてください。
ぜひ参考にしてもらい、X-T4で星撮影を楽しんでみましょう。
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