今年も紫陽花の季節がやって来ました。
季節が一周巡ってくるのを早く感じます。
桜の写真を撮るのが一番好きですが、
次に好きなのが紫陽花の撮影。
雨やくもりが多い憂鬱な時期を退屈させず、
梅雨明けを楽しく待てます。
今回は、満開ではなく咲き始めの紫陽花に注目しました。
紫陽花の楽しみ方の一つの参考になればと思います。
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咲き始めの紫陽花に注目してみた理由について
咲き始めの紫陽花に注目してみた理由についてです。
- みずみずしい紫陽花の姿の写真を撮りたい
- 早咲きの紫陽花の綺麗な姿を見つけたい
- 紫陽花の満開時期の予想が立てやすい
●みずみずしい紫陽花の姿の写真を撮りたい
咲き始めの紫陽花の醍醐味は
やはり紫陽花のガクや葉のみずみずしさ。
これから満開になることを想像しながら
その姿に喜びを覚えます。
写真を撮るとき、紫陽花を選ぶのも目移りせずできるのも良い点。
満開の華やかさはないけれど、
ひとつの紫陽花が引き立てやすい時期でもあります。
●早咲きの紫陽花の綺麗な姿を見つけたい
紫陽花にも早咲きの種類があります。
満開の時期に訪れると、早咲きの紫陽花は萎(しお)れている姿に。
ガク紫陽花は咲き始めに行くと
綺麗に写真に収めたりできます。
ただ、中央の花が咲く部分はつぼみ状態ですが、
またその姿も良かったりします。
●紫陽花の満開時期の予想が立てやすい
咲き始めの紫陽花の写真を撮っていると、
満開見頃の時期の予想が立てやすくなります。
SNSの情報をよく活用しますが、
なかなか現場の詳細な紫陽花の姿がわかりません。
やはり自分の足を使って見に行くのが一番です。
実際に撮影した咲き始めの紫陽花の写真
咲き始めの紫陽花の写真を撮って来ました。
東京都文京区にある白山神社にて。
紫陽花を見に来る人がほとんどいなくて
ゆっくり紫陽花を楽しめます。
いつも満開の時期に来ると元気のなくなっている
白いガクアジサイがとても綺麗。
何だか可愛らしい感じ。
咲き始めたばかりで小さくていいです。
青々していてみずみずしい。
やはりガクアジサイは早めに見たほうがいいですね。
まだ中心部の花は咲いていませんが。
咲き始めの紫陽花のレタッチについて
咲き始めの紫陽花のレタッチについて。
毎年微妙にレタッチの変えています。
今回は、XH2+XF16-55mmF2.8 R LM WRで撮影した写真。
左が元の写真、右側のレタッチ後です。
2023年はこんな感じに写真を仕上げました。
まずはトーンカーブ。
ちょっとだけコントラストのメリハリをつけています。
RGBのトーンカーブも少しS字カーブをつけました。
影の部分が青っぽくなるようにしています。
トーンカーブのパラメータのほうも調節しました。
次に基本補正。
あまりメリハリつけないように、シャドウと黒レベルを上げています。
反対にハイライトと白レベルは抑え気味に。
彩度も抑え気味にコントロールしました。
HSLに移ります。
ここでの大切な点として、
グリーンの色相を緑方向に寄せて、
大きく彩度を落としています。
カラーグレーディングについて。
シャドウを青っぽく、中間調を黄色っぽくするのが定番で。
こうすることによって、暗いところと明るいところの差ができ引き締まります。
また、中間調を黄色っぽくすると、彩度をあまり上げなくとも
色がほんのり浮き上がってきます。
最後、シャープネスは軽めに調整しました。
X-H2のカメラを使うようになってから、シャープネスはあまりいじらないです。
こんな感じに仕上がりました。
こちらに紫陽花のレタッチ方法の記事があるので、参考にしてください。
まとめ
今回は、咲き始めの紫陽花を楽しんで写真を撮ってみた話をしました。
花は満開がとても華やかではありますが、
花が咲き始めた時もこれからどんな感じになるのだろうと
想像する楽しみがあります。
咲き始めの紫陽花もまた満開の時とは違った
発見がありました。
是非咲き始めの紫陽花のみずみずしさを感じてみてください。
オススメの紫陽花の場所の記事もあります。
ぜひ読んでみてください。