
ガチレンズXF16-55mmF2.8 R LM WRを使った感想
今回は、富士フイルムのフジノンレンズXF16-55mmF2.8 R LM WRの話です。
このレンズは、2017年6月にX-T2を購入した時に、一緒に手にいれた標準ズームレンズ。
F4通しの標準ズームレンズを使いたかったのですが、この時ラインナップにありません。
そこで、F2.8通しのXF16-55mmF2.8 R LM WRを選びました。
長い間、このレンズで写真を撮ってきたので、いろいろ感想を話したいと思います。
スポンサードリンク
大三元レンズながらも気軽に使える標準ズームレンズ
大三元レンズを使った回数は少ないほうです。
一時期ニコンD810で使うため、中古のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを手に入れたことがありました。
重量級のレンズで、D810につけるとさらに重くなります。
なんと約1780gです。
その重さのせいで、1、2回の撮影したくらいでそのレンズは使わなくなりました。
一方、富士フイルムの大三元レンズの一つ、XF16-55mmF2.8 R LM WRは軽くて扱いやすいです。
X-T2につけた重さは合わせて。
約1160g。
これならいつまでも疲れず撮影できます。
そして、やっぱりF2.8通しの標準ズームレンズが使いたかったのです。
このレンズが欲しくて、X-T2を買ったくらいです。
何と言ってもXF16-55mmF2.8 R LM WR使いやすいのが魅力
XF16-55mmF2.8 R LM WRで、手軽に撮影しています。
それなりの価格をしますが、いい意味で大事に扱っていないです。
高価なレンズのことなんか忘れて、撮影に集中できます。
そこがこのレンズの魅力です。
機能的な話をします。
F2.8通しのレンズは、撮影の幅を広げてくれました。
今までは、F8で撮影していることが多かったのです。
このレンズを使うようになって、F2.8まで使ってボケのある写真も撮るようになりました。
奥行き感のある写真を手軽に写せるようになりました。
F8とかF11で絞って撮れば、キリッとした画が撮れます。
どんな状況でも、このレンズで撮れば納得する写真になります。
XF16-55mmF2.8 R LM WRにも惜しい点はある
3つ惜しい点があります。
●手ぶれ補正機能がない
このレンズには、手ぶれ補正がありません。
X-T2本体にも、ボディ内手ぶれ補正がないのです。
そのため、いつもない状態で撮影しています。
ただ、シャッタースピードをあげれば問題はありません。
夕景も手持ちで撮影していて、ちゃんとキレイに写真が撮れてました。
手ブレしないシャッタースピードを確保しつつ、しっかり構えて撮れば大丈夫です。
●レンズが重い
確かに、富士フイルムの他のレンズを使うと重いなぁと感じます。
D810の重さに慣れてしまっているので、扱いにくい重さではありません。
スナップ撮影をこのレンズで楽しめるくらい、いつも重さは忘れてしまいます。
●レンズフィルターサイズ77mm
このサイズだとレンズフィルターの値段が高いです。
保護フィルターやNDフィルターをいろいろ揃えると出費がかさみます。
幸いにも、このレンズを含めて持っているレンズが4本とも77mmのフィルターサイズです。
いろいろ共用できるので助かっています。
スポンサードリンク
XF16-55mmF2.8 R LM WRで撮った写真
参考に写真を見ていただければと思います。
X-T2で撮影するとき、フィルムシミレーションを使って撮影します。
●PROVIA
PROVIAは、富士フィルムでは標準的な発色と階調のフィルムシミレーションです。
他のメーカーよりも標準設定がヴィヴィッドな感じで、少し派手めな色合いです。
●ACROS
ACROSは、普通のモノクロでなく、滑らかな階調と引き締まった黒が特徴です。
日中にISOをわざとあげて、NDフィルターをつけて撮影しました。
粒状感がいい感じでてクセになってしまいます。
●Classic Chrome
Classic Chromeは、彩度を抑えめに階調は硬めの独特な雰囲気のフィルムシミレーションです。
特に青空を撮影するとキレイな渋めの青になります。
これに、トーンカーブの設定を使ってつや消しの写真の処理を加えました。
XF16-55mmF2.8 R LM WRは、何を撮影しても思い通りの写真が撮れるので満足感を感じることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多少の欠点はあるものの、XF16-55mmF2.8 R LM WRは、撮った写真には満足いく写りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考にしていただければと思います。
スポンサードリンク