2020年購入した富士フイルムX-T4。
見ないで触らないで感覚だけで2月28日に予約しました。
全く失敗せずに選べたミラーレスカメラです。
4月28日に無事手元に届きました。
ところが今年は未知のウイルスによって、気軽に外に出られない時もありました。
しばらく近所を歩いて試し撮りをする日々が続きます。
そんな中でも、X-T4の楽しさや良さを感じることができました。
それでは、X-T4を撮影で使い続けて感じたことを話していきましょう。
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一言で言うとX-T4は守備範囲の広いミラーレスカメラ
X-T2で写真を撮ってた頃と違い、X-T4は撮影の幅が広がったミラーレスカメラと感じました。
さらに写真だけでなく、ボディ内手ぶれ補正が装備されたことにより動画も得意分野になっています。
軍艦部のダイヤルがいろいろ付いていますが、ほぼ操作しないでもいいように各ダイヤルにコマンド割り当てできました。
このシリーズのカメラのコンセプトも新しく出すたびに変化しています。
撮影に応じたレンズ選びをすれば、ほぼ満足する撮影ができると感じました。
フルサイズセンサーのミラーレスカメラを作っているメーカーが出すaps-cサイズセンサーのミラーレスカメラと違って。
富士フイルムはこれでもかというくらいに、便利な機能を目立たないようにサラっと入れてきます。
やはり、aps-cセンサーを吟味して、あえて選んだだけあってカメラの仕上がり加減が良いです。
X-T4は、初心者からでも使いやすいミラーレスカメラでありながら。
それなりの熟達者でも十分に満足させるミラーレスカメラだと感じました。
X-T4を撮影で使って良かった点
X-T4を手に入れて本当に良かったと思わせてくれるカメラでした。
2020年の撮影に使って良かった点をあげてみます。
- フィルムシミュレーションの充実感
- ファンクション設定とコマンドダイヤル設定の便利さ
- ボディ内手ぶれ補正と暗所撮影
- メカシャッターから電子シャッターへの切り替え自動化
- 写真と動画の切り替えのやすさ
●フィルムシミュレーションの充実感
普段の撮影では、PROVIAの標準的なフィルムシミュレーションを使っています。
X-T2を使っていたときは、Acrosとクラシッククロームを好んで撮って出しで写真を撮っていました。
そして、X-T4を撮影で使うようになって、クラシックネガを多用するようになります。
くもりの天気のあまり良くない日でも、いい雰囲気で撮れるのです。
もちろん動画撮影するときも、フィルムシミュレーションを使うことが可能。
自分が欲しい雰囲気を簡単に見つけて、写真にも動画にも使えるので表現が豊かです。
オールドレンズ+フィルムシミュレーションという使い方もオススメ。
2021年はもっとこのフィルムシミュレーションを活用したいと思います。
【クラシックネガで撮影した写真4枚】
●ファンクション設定とコマンドダイヤル設定の便利さ
X-T4と言えば、軍艦部のメカメカしいダイヤルが特徴です。
実はファンクション設定とコマンドダイヤル設定を使うと、他のメーカーのミラーレスカメラに負けずに操作が早いです。
ソニーα7R IIIも撮影で使っていますが、負けず劣らず自分の好きな所に機能を割り当てられました。
軍艦部のダイヤルは、ほとんどいじらないで撮影しています。
反応はα7R IIIよりいいので、X-T4のほうがストレス溜まりにくかったです。

●ボディ内手ぶれ補正と暗所撮影
長い間、手ぶれ補正なしタッグX-T2とXF16-55mmF2.8 R LM WRを使ってきました。
X-T4にボディ内手ぶれ補正が付いたのですが、実感する撮影状況が少なくてなかなか喜ぶ時がありませんでした。
ボディ内手ぶれ補正が良かった感じたのは、暗所撮影と動画撮影です。
夜スナップ撮影では、ISOをある程度あげますが。
それでもシャッタースピードは遅くなります。
そんな時しっかり構えて撮影すれば、綺麗に撮影できました。
動画撮影でも、レンズ自体が手ぶれ補正がないXF16-55mmF2.8 R LM WRで撮影するので、安心感があります。

●メカシャッターから電子シャッターへの切り替え自動化
2020年の後半から、X-T4にオールドレンズの明るい単焦点レンズをつけて撮影するようになりました。
MINOLTA MC W.ROKKOR-HGと35mm F2.8やPERGEAR 35mm f1.2を使っています。
日中撮影する時NDフィルターを使って、写真を撮っていますが。
NDフィルターを忘れた時にこの機能が役に立ちました。
シャッタースピード1/8000秒を超えると、メカシャッターから電子シャッターへ自動切り替わります。
動きものを撮るわけでなく、ただのスナップ撮影なので電子シャッターになっても構いません。

●写真と動画の切り替えのやすさ
X-T4には、写真と動画に切り替えるレバーがあり、一瞬で写真の設定と動画の設定に変わります。
シャッタースピードの設定だけ、軍艦部のシャッタースピードのダイヤルをいじるくらいでした。
5倍スローモーションの動画撮影をよくするので、ファンクション設定に割り当てて一発で切り替えています。
α7R IIIで動画撮影しますが、X-T4のほうが設定が楽なのでX-T4で動画撮影することが多くなりました。
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X-T4を撮影で使って気になった点
X-T4を撮影で使い続けて気になった点です。
決して欠点ではなく、ここが変わればいいなという個人的な希望。
- 写真と動画をよく切り替えるのでNDフィルターの内蔵化
- 単焦点レンズの動画撮影への対応化
- 手が小さいのでAFONボタンの位置の変更
●写真と動画をよく切り替えるのでNDフィルターの内蔵化
結構、X-T4で写真撮影と動画撮影の行き来をします。
可変NDフィルターをずっとつけて撮影していました。
動画撮影だけつけていたのいのですが、つけたり外したりするのが面倒です。
カメラ内部にNDフィルターの機能がいつかつくと便利だと思いました。
ミラーレスカメラで動画を撮影するのが、一般化する時代になると可能性が高そうです。
●富士フイルムの単焦点レンズの動画撮影への対応化
富士フイルムの単焦点レンズは、写真で試し撮りをしたことがあります。
- XF16mmF1.4 R WR
- XF23mmF1.4 R
- XF35mmF1.4 R
- XF56mmF1.2 R
- XF56mmF1.2 R APD
これらのレンズで写真を撮ることには、とても満足でした。
ただ、AFの動作の感じを見ると動画撮影向きではないなぁと感じます。
この辺の単焦点レンズが新しくなるといいなと希望。
その前にTokinaのatx-m 23mm F1.4やatx-m 33mm F1.4試しに使ってみようと考えています。
●手が小さいのでAFONボタンの位置の変更
これは本当に個人的な話ですが。
手が小さいので、もう少し右側にAFONボタンがあると、親指AFが楽になります。
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2020年X-T4で撮影した7枚
2020年、X-T4でたくさん写真を撮りました。
その中で、7枚選んで載せてみます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
X-T4は結構いろいろな撮影に対応できるカメラだと感じました。
もともとのこのカメラのシリーズのコンセプトは、だいぶ変わったように思います。
ただ、逆に執拗にこだわらず変化させてきたため、写真を撮りやすく楽しめることは増しました。
X-T4は、初心者から上級者まで満足できるカメラだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。