2021年6月11日、茨城県潮来市にある二本松寺の紫陽花を撮影しました。
毎年、紫陽花の季節になると、このお寺の紫陽花を見に行きたくなります。
お寺が好きということもあって、紫陽花だけでなくお寺の雰囲気も楽しみでした。
今年はソメイヨシノの開花から季節の花達がいつもより早く咲く傾向にあります。
紫陽花もいつも通りかと思いましたが、やはり1週間ほど早くなりました。
撮影するのに紫陽花が見頃になる頃を予想し、二本松寺を訪れます。
さて、二本松寺の紫陽花の感じはどうだったでしょうか?
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二本松寺について
二本松寺は、天台宗のお寺です。
山号院号寺号は、羽黒山山覚城院二本松寺といいます。
本尊は、薬師如来になります。
824年、慈覚大師円仁さんによって、現在の潮来市茂木に創建。
鎌倉時代1191年に、嶋崎氏の築城時に鬼門除けとして、現在の地に移転開山されました。
二本松寺のあじさいの杜は、40000平方メートルの境内に、100種約10000株のあじさいが咲き広がります。
その辺に見ることができない種類のあじさいが咲いています。
そのため、あじさいの花の綺麗さと、さらに新しいあじさいの発見の驚きがあり、大変満足できる場所です。
【花期】6月第1土曜日から7月第1日曜日
【時間】午前9時から午後4時まで
【料金】300円
【駐車場】120台以上(無料)
●所在地 茨城県潮来市堀之内1230
●マップコード 162 198 228*21
二本松寺の紫陽花はちょうどいい見頃に訪れて撮影することができた
天気はくもりを願っていましたが、いい天気に恵まれました。
やはり紫陽花の色が引き立つのは、くもりのほうが写真を撮るのにはベター。
晴れでも紫陽花を綺麗に記録することを考えながら、あじさいの杜に入りました。
受付に行く前に、いつも立ち止まってしまいます。
【一遇を照らす】と彫られている石碑。
自分自身が置かれたその場所や立場で、精一杯努力し、明るく光り輝くできる人。
すなわち、道心を持って一遇を照らす人こそ国の宝である。
いつもこの言葉を見ると、何事でも一生懸命やってきたかを振り返ってしまいます。
自分なりに今いきいき生きていると感じました。
受付で入山料300円を払って中に入ります。
こんな看板がありました。
こういうことをする人がいるから立ったのだと思います。
お寺に来てわざわざこんなことをする人がいるんだなと思いました。
話は変わって、ここは犬も紫陽花の花を楽しめます。
たくさんの紫陽花の花が咲いていたので、すべてを紹介できません。
気になった紫陽花をピックアップしてみました。
まずは定番の形の紫陽花。
紫、ピンク、青系の紫陽花は好みです。
藍色の紫陽花は少し従来のよく見る品種と少し違うように思いました。
次は、がく紫陽花です。
花の写真を撮るまで、この紫陽花の形はあまり知りませんでした。
がく紫陽花の中でも、がくの向きや大きさが違っていて面白いです。
紫陽花の花は、真ん中部分のところ。
花が咲いたところに、小さなおしべがたくさん見えます。
ちょっと珍しい形の紫陽花を二本松寺で見つけました。
不思議な感じの紫陽花です。
最後に、二本松寺のあじさいの杜の様子の写真を載せました。
入り口から最初のカーブ地点です。
紫陽花がずっと続いていました。
広い田んぼの側の道に、ずっといろいろな種類の紫陽花がたくさん咲いています。
少し山の中を登っていきます。
ここはまた違った紫陽花の風景が広がっていました。
輝度差が大きいので、綺麗に撮影するのが難しい場所です。
ここまでくると、あじさいの杜の出口はもう少しです。
出口に着きました。
もうあと戻りはできません。
今年の二本松寺の紫陽花も、とても元気にしてくれました。
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二本松寺の紫陽花以外の花や生き物について
二本松寺の紫陽花もとても楽しめますが。
そのほかの花や生き物も見ることができます。
紫陽花の葉で休んでいるアマガエル。
マーガレットの花の蜜を味わっているシジミチョウ。
小さな赤い味をつけるヒペリカム。
紫陽花時期に共演する花、タチアオイ。
曼珠沙華の姉妹花、アガパンサス。
太陽に向かってたくさん咲いている姿がかわいいマーガレット。
その他、ユリの花なども咲いていました。
紫陽花以外の花を探すのも楽しめる場所です。
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二本松寺の紫陽花の撮影に使ったカメラとレンズ
今回の撮影に使ったカメラとレンズです。
- 富士フイルムX-4
- ソニーα7R III
- XF16-55mmF2.8 R LM WR
- TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
●X-T4+XF16-55mmF2.8 R LM WR
花撮影の定番の組み合わせです。
イメージセンサーがaps-cサイズのミラーレス機ですが。
花撮影ではf2.8で撮影しても、ボケすぎないのが良いところ。
紫陽花の撮影では、X-T4を使うと彩度が少し強めに表現されることがあります。
その時は現像するときに、彩度を下げる調整をします。
●α7R III+TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
こちらも花撮影の定番の組み合わせです。
レンズの焦点距離は70-180mmですが、α7R IIIでのカメラ設定でaps-cクロップすれば。
1.5倍の焦点距離になります。
そのため、花を大きく撮影したりするのに役立ちます。
1800万画素の写真データのサイズとなり小さくなりますが、記録に残すというのには十分です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
二本松寺の紫陽花は、種類が多く普段見たことない紫陽花を楽しめました。
あじさいの杜は、その名の通りずっと紫陽花の道が続いて行くので、満足度が高い場所です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
紫陽花の時期には、ぜひ二本松寺の紫陽花は訪れてみてください。
【花期】6月第1土曜日から7月第1日曜日
【時間】午前9時から午後4時まで
【料金】300円
【駐車場】120台以上(無料)
●所在地 茨城県潮来市堀之内1230
●マップコード 162 198 228*21