2019年11月8日、2泊3日で宮古島へ撮影旅行に行きました。
今回は台風シーズンが終わって、落ち着いた天気が多くなるこの時期を選択。
宮古島の気温は、昼間少し暑いぐらいのちょうどいい感じ。
写真を撮りに行くという目的としては最高の時期ではないかと思いました。
関東から宮古島までは約1800kmという距離が離れています。
いつも撮影している場所とは、違うのでちょっと緊張していました。
さて、秋の宮古島の絶景をめぐる撮影はどうだったでしょうか?
スポンサードリンク
宮古島について
宮古島は、沖縄本島か南西に約290kmにある島です。
関東から約1800kmも離れているので、日の出や日の入りの時間が約1時間違います。
宮古島の近くには、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島があります。
地層はほとんど隆起サンゴ礁の琉球石灰岩です。
宮古島地方の気候は、亜熱帯海洋性気候で四季を通して暖かい気候です。
今回の撮影機材について
飛行機に乗る撮影旅行は、ソニーα7R IIIを選んでいます。
やはりカメラの軽さが一番の理由。
ニコンD810は写りは好きですが、カメラが重すぎます。
富士フイルムX-T2は、バッテリーの持ちがあまり良くありません。
キレイに写真を撮れるので気に入っています。
次の理由は、朝日や夕景そして星景、三脚を使っての撮影はα7R IIIが一番スムーズ。
最後の理由は、SEL24105GとSEL1635GMのレンズで撮影したかったからです。
【撮影機材一覧】
●カメラ ソニーα7R III
●レンズ ソニーSEL24105G/SEL1635GM
●三脚/雲台 K&F KF-TM2324/マーキンスQ10i-BK
●フィルター スターリーナイト/C-PLフィルター
●バッテリー NP-FZ100*2本、Vemico NP-FZ100互換*1本
●レリーズ ソニーRMT-P1BT
宮古島は朝日と夕日と星の撮影が楽しめる場所
最初に結論を出してしまいますが、宮古島の海は、とても綺麗で実際に写真を撮るとうっとりしてしまいます。
昼間の宮古島もいいですが、朝日や夕日、そして星の撮影が思う存分楽しめる場所です。
関東でも朝日、夕日そして星の撮影はしていますが、移動するのに距離があったり、撮影条件が難しかったりと結構苦労します。
決して撮影が簡単というわけではないですが、宮古島では気楽に朝日や夕日、星の撮影を楽しむことができました。
撮影1日目下地島と伊良部島編
●17END
運が良ければ飛行訓練の飛行機の写真が撮れる場所が、17ENDです。
でも、海の色が綺麗なのでそれだけで十分だったりします。
下地島空港から、一番初めに来た場所です。
やはり海の色がとても綺麗です。
植物の葉は、関東ではみたことが無い形と生え方です。
Uターン禁止です。
ここからは戻れないので先に進みます。
改めて海の色を見てみます。
透き通っていて海の水がアクア色。
右に曲がるとまだまだ先が続きます。
途中で見たことのない鳥がおとなしく止まっていました。
海のほうを見ると少し砂浜が見えていました。
滑走路への誘導灯の橋桁が見えてきました。
近づいて撮影してみました。
こういうものまでは普通の人は撮影しないでしょう。
下地島空港のほうから、飛行機が突然来ましたが間に合わず、頭上で撮影。
カメラの絞りをF11にしていて良かったです。
ちなみに駐車場はなかったので、皆さんこんな風に車を停めていました。
●通り池
17ENDの次に通り池に向かいました。
通り池の駐車場から、少しうっそうとした道に入っていきます。
途中で不思議な大きな実を見つけました。
アダンという名前の実です。
通り池と文字が彫られた石碑が見えてきました。
少し歩くと、左側に一つ目の池が見えてきました。
右側にもう一つの池があります。
ちゃんと柵があるので、ここを超えない限り落ちることはありません。
整備がされていて木でできた通路があります。
帰りの道でまたアダンの実が気になってしまいました。
駐車場に戻ると、しげちゃんツアーってなんなんだろうと思ってしまいました。
通り池は、横からでなく真上から撮影できると面白い場所なんだろうなと思いました。
●渡口の浜
下地島から、車で伊良部島に渡りました。
白い砂浜が広がる渡口の浜に到着。
砂が白いパウダー状で手触りが気持ちいいです。
暦(こよみ)は11月ですが、この風景を見てしまうとまるで夏の季節のようです。
ここでも植物が気になって写真を撮ってしまいました。
なんという植物なんだろう。
緑も入れて、渡口の浜を撮影してみました。
ほとんど人がいないから、この風景を独り占めした感じです。
下地島と伊良部島の間にある水路も綺麗です。
ポツンと売店もちゃんとありました。
●伊良部大橋と宮古サンセットビーチ
伊良部島から宮古島へ車で移動する時、伊良部大橋を渡りました。
2015年に完成し、通行料金を徴収しない橋としては日本最長の全長3,540メートル。
望遠ズームレンズを持っていればもう少し大きく撮れました。
宮古島からも伊良部大橋を撮影すれば良かったなと後悔しています。
橋の反対側に行ってみると、砂浜のような場所があったので撮影しました。
しかし、どこに行っても海の色は素敵です。
宮古島に渡って、宿にチェックインしてから、宮古サンセットビーチに来ました。
夕景撮影のためです。
この日は雲がとても多く、夕日が水平線まで沈む風景は撮れませんでした。
太陽が沈んだ後の夕焼けを期待していましたが、ただ空が黄色くなるばかり。
ちょっとがっかりしましたが、綺麗な海で夕日を見れたことに感謝です。
スポンサードリンク
撮影2日目宮古島池間島来間島編
撮影2日目です。
今日も撮影楽しんでいこうという気持ちで目的地に向かいました。
●東平安名崎
午前4時に起きて、宿を午前5時に出発して東平安名崎へ車で行きました。
目的は朝日の風景の写真を撮ること。
東平安名崎見晴台で撮影することにしました。
この日は風がとても強く、三脚に固定したカメラが飛ばされるのではないかと思うほど。
風が弱まる瞬間があったので、その時にシャッターを切りました。
日が昇る前の雲の流れがいい感じ。
太陽は昇ったのですが、雲に邪魔されていい感じの朝日にはなりませんでした。
東平安名崎の灯台のほうに行ってみることにします。
海に岩みたいのがゴロゴロしていました。
相変わらずここも風が強く、ススキが横倒しになっています。
灯台の近くに来てみました。
灯台の名は、平安名埼灯台。
灯台は白いので、青い空にとても映えます。
東平安名崎は、日の出もいいですが星空の写真も良さそうな場所です。
次回、またここに来たら星景写真を撮りたいと思います。
●イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンは、シュノーケリングスポットらしいですが、ただひたすら写真を撮る人も楽しめます。
遊歩道や展望台があって青い海をじっくり撮影できます。
早速、青い海をたくさん撮影していきます。
楽しんでいる人たちが見えます。
どこを撮っても綺麗な風景です。
岩の感じが独特。
ちょうど干潮の時間で浅くなっていますが、水の透明度が高くて海の底が見えます。
いつまでも海の水を見ていたい。
でも、先を急ぎます。
少し高台から撮った風景。
砂浜で遊んでいる人たち。
高く遠い場所から撮影。
反対側の海の方へ行ってみました。
ヤバイ海が広がります。
オレンジ色の屋根の建物と青い海が映えます。
南国っぽい植物を入れて海を撮ってみました。
ここの風景が良かったので、夕景を撮りにまた来ようと思います。
海で遊ぶ人たちを見ながら、イムギャーマリンガーデンを後にしました。
●カフェニュイス
ここで撮影ひと休みです。
カフェニュイスで、お昼休みにしました。
シンプルでオシャレで居心地が良いお店です。
コーヒーとホットサンドをたのみました。
コーヒーはとても飲みやすく今まで飲んだコーヒーの中で一番に気に入りました。
所在地 沖縄県宮古島市城辺字 福里652番地2
●池間大橋
池間大橋から眺める海はとても綺麗です。
写真を撮っているわかるのですが、太陽の光の加減が順光気味なので、海の色が強く出ました。
干潮の時間帯になると白い砂が見えてそれもまた綺麗。
感想が海が綺麗としか出てこないです。
宮古島特有の植物も入れて撮ると、南国の風景です。
さあ、池間大橋と海の写真を撮影。
人工物と自然物の共存は面白い。
遠くに大神島が見えます。
とにかくどこを見ても遠くまで青い海なのです。
最後にもう一枚池間大橋。
●池間島
池間大橋を渡って池間島に到着しました。
海美来(かいみーる)の屋上で海と池間大橋を見る前に、ハート岩へ。
ハート岩は侵食が進んで、ハートじゃないので写真を撮らなかったです。
左の岩の空洞の部分が、ハートの形に見える場所。
海美来というお店に戻ってきました。
お店の屋上に上がってみました。
トム・クルーズ演じるジャック・リーチャーが屋上を渡って逃げそうな雰囲気。
お店の屋上から砂浜を見てみました。
屋上から降りて、店の側から海を撮影してみました。
ちょっとお遊びで、店の近くに面白い構造物があったのシャッター切りました。
池間島からの池間大橋を眺めました。
池間大橋だけをズバンと撮影しました。
構造物の写真好きにはたまらない光景です。
●砂山ビーチ
宮古島に戻ってきて、砂山ビーチに来ました。
ここはサンダル推奨の場所。
一応ここは私有地のようなので、変なことをしないように気をつけます。
コンバースのスニーカーで行ったのですが、砂が多少深くてスニーカーの横にある穴から砂が微妙に入ってきました。
この日は、風もとても強く海の水や砂がかなり飛んできました。
本格的なカメラを持って行った人は、気をつけるといいですね。
駐車場から砂浜を目指して歩きます。
歩き進んで行くと、海が見えてきました。
さらに進むと、駐車場に戻る人の姿が見えました。
結構急な白い砂の坂です。
ビーチに着きました。
夏だったらかなりいいですね。
風が強いせいか、波が大きくてちょっと怖かったくらい。
立ち入り禁止の看板と柵が設置されていました。
ここから夕景を撮影したらいい感じのロケーションです。
海も綺麗ですが、植物の緑も映えて、写真を撮っていて気持ちが良かったです。
●来間島と来間大橋
ちょっとだけ来間島に来ました。
ここの砂浜も綺麗です。
ちゃんと来間大橋も遠くから撮影しました。
時間が押していて、短い時間しかいることができませんでした。
次回来るときにはじっくり写真を撮りたいと思います。
●イムギャーマリンガーデンの夕景
夕景撮影をするために、イムギャーマリンガーデンに戻ってきました。
日が沈む太陽の位置がいい感じと予想してここを選択。
11月上旬だとこの辺りに沈むのかと日の入りの位置を把握できました。
太陽が沈んでからもオレンジ色の夕焼けになりました。
さらに日が沈んでから時間が経ちました。
木星や土星が光り出し、他の星も見えてきました。
この日は月の光がとても明るく、星を撮影するのに適していませんでした。
新月の日または、月が沈んでから星を撮れる時に来たいと思います。
スポンサードリンク
最終日
撮影最終日です。
帰りの飛行機の時間もあったので、ゆっくりじっくり撮影はできませんでした。
そうして、飛行機の時間が近づいてきて、みやこ下地島空港に向かいます。
下地島空港ターミナル内は、綺麗な水の庭園になっていました。
そこで飛行機搭乗の時間を持ちます。
帰りの飛行機は、来た時と同じジェットスターです。
飛行機の窓から、下地島空港の風景を見ながら、また宮古島に撮影に来るぞと思いながら帰路に着きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
宮古島へ行く人は、撮影というよりは海を楽しむ方が多いと思います。
写真を撮る方も、海を撮影したり、日の出を撮影したり、夕日を撮影したり、星を撮影したりとかなり宮古島を楽しめると思います。
11月という時期もあったかと思いますが、ほぼ高価なカメラを持っている人はいませんでした。
次回また宮古島に撮影に行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
宮古島に行く時の参考にしていただければと思います。