2020年3月20日、茨城県古河市にある古河公方公園の花桃を撮影に来ました。
知る限りですは、桃の花が一面に咲いている場所はあまりなく、古河の桃林が日本一です。
花桃はピンクの色が濃く、寒緋桜系のピンク色とは濃さと鮮やかさが違います。
1月後半から寒緋桜系の桜を撮り続けてきたので、ここはソメイヨシノの撮影を前に気分転換。
青い空や黄色い菜の花を背景にして、色鮮やかな花桃の写真を撮ることができました。
さて、古河公方公園の花桃はどんな感じだったでしょうか?
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古河公方公園と花桃について
1455年、鎌倉府の首長(鎌倉公方)だった足利成氏(あしかがしげうじ)が古河に移りこの台地に館を構えます。
それ以降、古河公方(こがくぼう)と呼ばれるようになり、5代に渡り約130年北関東で一大勢力になりました。
江戸時代初期、古河藩主土井利勝(どいとしかつ)が江戸の家臣の子供達に桃の種を拾い集めさせます。
それを古河に送り、領民に育てさせたのが花桃の始まりで、花見の名所になりました。
1975年、古河総合公園の開園を機に花桃を植えて、桃林を復活させます。
【花桃の花期】
3月中旬〜4月中旬
【花桃の種類】
- 矢口桃(桃色、桃林全体の8割)
- 源平桃(紅白咲き分けの八重咲き)
- 菊桃(濃い紅色)
- 寿星桃(赤もしくは桃色の連なるように八重咲き)
- 寒白(白の八重咲き)
【花桃の本数】
約1500本
【駐車場】
普通車 約700台
●所在地 茨城県古河市鴻巣399-1
●Mapcode 45 609 855*28
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初めてみる一面広がる桃林を夢中になって撮影してきた
古河公方公園の桃😊
2020.3.20撮影🤗
桜ばかりだと飽きてしまうので、たまに桃を撮影😃
満開でしたね😋
やはり茨城はスゴイと思いました😝#桃#古河公方公園 #xt2#fujifilm_xseries #α7RIII #SonyAlpha pic.twitter.com/nNKyfA0Rla
— Yamato Takahide 大和貴英 (@takaphotoslog) March 22, 2020
1月下旬からずっと桜を追いかけて撮影してきました。
熱海桜、河津桜、安行桜などなどの写真を。
今回はソメイヨシノ開花し始めた時期に、古河公方公園の花桃の鮮やかな花を見にきました。
花桃のピンクは、かなり濃く春色です。
訪れた日はとても風の強く、撮影しにくい状況でした。
それでも、しっかりカメラを握って脇をしめて、風邪に負けないように構えて撮影です。
駐車場からすぐ近くの場所を撮影。
本当にビビットなピンク色。
ひさびさの晴れの日の撮影だったので、青空が懐かしいです。
ちょっと池のようなところに近づきました。
目洗弁天池でした。
だいぶ人工的になっています。
近くには、浅間神社と古河虚空蔵菩薩堂がありました。
少し歩いてみると花桃のトンネルに遭遇。
やはり桜とは雰囲気が違います。
この方向で撮影すると綺麗な青空と花桃の写真が撮れました。
古河桃むすめという古河市の観光大使のお姉さん達の撮影をしていました。
行く先々ここから入らないでと、ブロックされます。
まぁ、古河桃むすめさん達が優先ですね。
それにしても青空っていいものです。
花桃とのコラボレーションを楽しみました。
花桃と菜の花のコントラストも良かったです。
ここでは、ソニーα7R III+SEL85F18でどのくらいボケるか試し撮りをしてみました。
その他、α7R III+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDでも写真を撮っています。
花桃と青空と菜の花。
もう季節は春です。
実は桃林はまだ序章にすぎません。
まだ奥に大きな桃林が広がっているのです。
そして、その桃林に来ました。
どのくらい花桃の木があるのかというほど広がります。
公園の奥のほうでは、若い苗木を植えている場所がありました。
まだまだ桃林は大きくなるようです。
いい感じに花桃の木が並んでいる場所がありました。
水がある場所は、なぜか気持ちが落ち着きます。
古河虚空蔵菩薩堂の近くには、枝垂れ桜がありました。
もう数日経てば満開の雰囲気です。
こんな素晴らしい場所を教えてもらい、花桃を楽しめて良かったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
花桃の木がたくさんある場所は、日本中探してもなかなか見つからないと思います。
古河公方公園は、花桃はもちろん大賀ハスも楽しめる場所。
機会があれば、大賀ハスの撮影に訪れてみたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
古河公方公園の花桃の鮮やかなピンクは、春を感じることができるので一度訪れてみてはどうでしょうか。