最近ブログの記事を書くのに室内撮影することが多くなりました。今までは、晴れた日の昼間に撮影すると自然な光がいい感じに照らしてくれます。いつも昼間で撮影できるわけでなく、いつも晴れの日に撮影できるわけでもないので、そろそろ照明機材をそろえようかと考えました。ただ、ブログだけのための室内撮影なので照明機材を自作してみようと思いました。今回は、照明機材を自作するだけの記事ですが、室内撮影での費用をあまりかけない照明機材の参考になればと思います。
撮影ジャンルはブツ撮りなので照明は定常光にした
室内撮影をするための照明機材をずっと考えてきました。いろいろな方のブログの記事も読ませていただきました。ストロボ3台使った多灯ライティングの記事もあり、光の当て方など参考になりました。
室内撮影の頻度は少なくはないですが、晴れの日の昼間に撮影できるときは必要な光量がえられるので、毎度必ず照明機材を使うわけではありません。ただ、天気が悪く昼間でも部屋が暗いときや夜思い立ったときに撮影できるように、照明機材が必要になる場合があります。
そして、ニコンのスピードライトや撮影用のLED照明をいろいろ調べてみましたが、まずは価格的に一生懸命に使うかと考えると高価だなと感じました。
そこで、費用を抑えるためLED電球を使った照明機材を自作することにしました。また、定常光だと光の当て方も調整しやすいとも思いました。
自作照明機材に用意したものについて
まずは、ヤザワ クリップライト E26 ホワイト CLX605WHを用意しました。元々2つ持っていて3灯使いにしたいので、同じものを買おうとしました。しかし売っていないようなので代わりに、YAZAWA クリップライト E26 ホワイト Y07CLX60X01WHを追加購入しました。画像はCLX605WHです。どちらのクリップライトも電球口金はE26です。
LED電球は、パナソニック E26 昼白色 電球60W形相当 LDA7NGZ60ESWを選びました。元々パナソニックの電球40W相当のLED電球を2つあるので、メインの光を60Wを選びました。昼白色を選ぶのが撮影しやすい色温度だと思います。個人的に電球色のLED電球を使っても撮影します。
光の拡散を和らげるディフーザーを作成するために、トレーシングペーパーを購入しました。今回はA4サイズを購入してみました。
最後にクリップライトにトレーシングペーパーをディフーザーとして取り付けるとき何がいいと考えました。思いついたのが、刺繍のときに生地をはさんで張っておく刺繍枠を使うことにしました。クリップライトの直径9センチなので、少し余裕をもって直径10センチの刺繍枠を購入しました。
早速クリップライトを使って照明機材を自作してみた
まず、光の拡散を和らげるディフーザーを作成します。刺繍枠は外側と内側の2つの輪っかになっているので、ネジを緩めて分離します。内側の輪っかのほうを置いて準備します。
内側の輪っかの上にトレーシングペーパーを置きます。今回は2枚重ねで置きました。ここはどのくらい光を和らげるかお好みかと思います。
外側の輪っかを上に置きます。
そして、外側の輪っかを上から押さえて、トレシーングペーパーを挟み込みます。刺繍枠のネジを締め込みトレシーングペーパーの挟み込みを固定します。
裏から見るとこんな感じになります。
カッターとハサミを使って不要なトレーシングペーパーをカットします。表と裏はこんな感じになります。自作のディフーザー完成しました。
あとは、クリップライトに取り付けます。少し直径の差があるので、スポットライトの2か所に戸当たり防音用のテープを貼り、すぐ外れないようにしました。
ただし、電球を変えるので外せないように固定はしていません。いい感じオシャレに出来上がった気がします。
自作した照明機材のまとめ
今回は安価なクリップライトに、LED電球を使い、さらに刺繍枠とトレーシングペーパーでディフーザーを使って、照明機材を自作してみました。まだ、テスト段階で実戦投入はしていないのですが、ブログを記事を書くための撮影には十分だと思っています。今は照明用三脚がないため、マイクスタンドや撮影用三脚で代用してたりと足りない部分があるので、他の照明機材も少しづつ補っていきたいと思います。
最後にニコンのスピードライトは、いずれ必要になると思うので購入をするとは思います。が、手軽に撮影するには今回の自作の照明機材を活用していく予定です。撮影照明だけでなく、部屋の照明でもうまく活用できるのではないかとも思いました。次回は、実際自作した撮影機材を使っての撮影の記事を書くことができればと思います。最後まで読んでいただいた方々には、自作した照明機材の参考になればと思います。