今回はレンズ保護フィルターについての話です。
必要か不必要か。
つけるかつけないか。
いろいろな考え方と選択があり、撮影スタイルによっても変わります。
このことは答えが永遠に出ない話です。
しかしあえて、レンズ保護フィルターの必要性を考えてみようと思います。
参考にしていただければと思います。
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レンズ保護フィルターについて
レンズ保護フィルターは、下記のようなレンズを守る役目をしています。
- レンズにホコリや汚れがつかない
- レンズに誤って触っても指紋がつかない
- レンズに直接物理的衝撃が伝わらない
●レンズにホコリや汚れがつかない
レンズ保護フィルターをつけていると、直接ホコリや汚れがつきません。
風が強い日だと砂ぼこりや土ぼこりがついたりします。
湿度が低い冬の時期は、静電気でホコリがつきやすいのでそれも防ぎます。
滝などの飛沫が多い場所では、水滴の汚れがつかないです。
●レンズに誤って触っても指紋がつかない
たまに誤ってレンズに触ってしまって、指紋がついたりします。
カメラを始めた頃はよくレンズに触ってしまうことがあります。
レンズ保護フィルターがあると、レンズに直接指紋がつくわけでないので神経質になりません。
●レンズに直接物理的衝撃が伝わらない
レンズ保護フィルターがつけておくと、レンズ側に直接衝撃が加わっても、レンズ保護フィルターだけ割れて守ってくれることがあります。
レンズ自体が割れたりすると精神的ショックが大きいです。
そして、修理代も高くつきます。
3つの守りを見てみると、レンズ保護フィルターを使う意味があったりします。
レンズ保護フィルターを使っていた時期
レンズ保護フィルターを使っていた時期は、写真を始めた頃から5年くらい。
レンズへの直接の汚れや破損のことを考えてつけていました。
ただ、撮影後すぐに手入れをしていたので、レンズの汚れはほとんどなくいつも綺麗。
レンズ保護フィルターをつけていると、特に画質が落ちた感じはしませんでした。
よく使っていたレンズ保護フィルターは、2種あります。
PRO1D plus プロテクター (W)とPRO1D プロテクター NEO。
レンズ保護フィルターを使わなくなった理由
現在はレンズ保護フィルターを下記の理由で使っていません。
- NDフィルターなどのフィルターをよく使うようになった
- 撮影後にすぐ手入れするのでレンズの汚れは気にならなくなった
●NDフィルターなどのフィルターをよく使うようになった
ここ数年、NDフィルター、PLフィルターやスターリーナイトという星景夜景撮影用のフィルターを使うようになりました。
レンズ保護フィルターをつけていると、付け替えるのにとても手間がかかります。
レンズ保護フィルターを一度外してそのフィルターを仕舞います。
そして、NDフィルターなどを取り出して、付け直すのはとても時間が無駄だったりします。
●撮影後にすぐ手入れするのでレンズの汚れは気にならなくなった
1日中撮影していてもほぼレンズは汚れません。
ホコリがついたなら、ブロワーで吹いて飛ばせばすぐ取れます。
レンズに誤って触ることもないので、指紋がついたりもしません。
撮影後、必ずカメラとレンズは手入れをして綺麗にするので、レンズ保護フィルターは必要なくなりました。
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日頃からレンズを守る心がけ方
レンズは常に丁寧に扱っています。
ただ、レンズ保護フィルターが必要がないとはいえ、物理的な破損は気をつけなくてはなりません。
レンズを守るための心がけとして、レンズフードを常につけています。
たとえ、どこかにぶつかったとしても、レンズフードに当たればレンズには直接ダメージはありません。
朝でも昼でも夕方でも夜でも、レンズフードを装着しています。
レンズ保護フィルターをつけるべきかの判断
レンズ保護フィルターをつけるべきかつけないべきか。
これは個々の撮影のスタイルやレンズの扱い方で変わると思います。
カメラを始めたばかりで不安なら、レンズ保護フィルターはつけるといいでしょう。
フィルターを付け替える頻度が多いなら、レンズ保護フィルターをつけなくても良いと思います。
他にもいろいろな理由でレンズ保護フィルターが必要だったり、必要でなかったりします。
大切なのは、撮影スタイルやレンズの扱いを考えて、自分にあった結論を出すことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
レンズ保護フィルターは必要か不必要かつけるかつけないか。
なかなかどちらが正解なのか答えが出ない問題だと思います。
ただ、レンズ保護フィルターを使うか使わないかを周りを見る必要はないのです。
自分に必要なら使う、必要でないなら使わないと結論を出すことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
レンズ保護フィルターをつけるかつけないかの参考になればと思います。