2021年9月19日、千葉県松戸市にある祖光院の彼岸花を撮影に行きました。
今年も埼玉県日高市にある巾着田の彼岸花は、刈り取られ見ることができません。
彼岸花が咲いている場所は多々ありますが、たくさんの彼岸花が密集している場所は都合よく見つかりませんでした。
いろいろ撮影に行ける範囲で調べていると、祖光院の彼岸花を見つけます。
小さな巾着田のような場所で、彼岸花が密集し広がっている場所でした。
さて、祖光院の彼岸花はどんな感じだったでしょうか?
祖光院について
千葉県松戸市にある祖光院は、曹洞宗のお寺です。
山号院号は金成山祖光院。
本尊は釈迦如来です。
1782年、元武州川越藩郷士の石川彦次右エ門氏が主導して当地を開拓しました。
入植するとき菩提寺の川越にある養寿院より住職を迎えて、祖光院を創建したようです。
このお寺の彼岸花は、現在約2万本になりました。
ここはまるで埼玉にある彼岸花の名所巾着田のミニ版巾着田のようです。
祖光院の彼岸花は太陽の光の演出で赤い姿を変えていく
千葉松戸祖光院の彼岸花
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— Yamato Takahide 大和貴英 (@takaphotoslog) September 19, 2021
今回、初めて祖光院の彼岸花を撮影するために訪れました。
彼岸花はいろいろな場所で見ることができますが、やはりお寺の彼岸花はなんだかいいものです。
ここの彼岸花は、木々がある場所の下にあるため、晴れの日には。
太陽の光が差し込む場所。
光があたらず陰ができて暗い場所。
そのコントラスがとても雰囲気がありました。
普段、昼間は暗い場所での写真は撮らないのですが、彼岸花の赤が映えるので撮影に夢中になりました。
やはりこういう場所の彼岸花はなかなか近くにないので貴重な場所です。
赤い彼岸花がほとんどですが、ところどころに白い彼岸花が咲いていてアクセントになります。
望遠ズームレンズで遠くに咲いている彼岸花を撮影。
ちょうど白い彼岸花に光が当たっていい感じです。
埼玉日高にある巾着田の彼岸花も、こういう雰囲気の場所があります。
ただ、祖光院の彼岸花は立ち入りできないエリアが広いので、望遠ズームレンズを持っているとこちらの方が面白い撮影ができると感じました。
祖光院の彼岸花撮影に使ったカメラとレンズについて
今回の撮影に使ったカメラとレンズです。
- ソニーα7R III
- 富士フイルムX-T4
- TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
XF16-55mmF2.8 R LM WR
●α7R III+TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXDは花撮影では、使う頻度が多い望遠ズームレンズです。
軽量化を実現するため焦点距離が180mmまでですが。
α7R IIIは高画素機のためクロップして焦点距離をのばして撮影しています。
いい感じで遠くの彼岸花を撮影することができました。
●X-T4+XF16-55mmF2.8 R LM WR
この組み合わせで、祖光院の彼岸花の光の演出を撮影しました。
こういう風景を撮るのは、どちらかというと富士フイルムのカメラとレンズが好みです。
いい感じに彼岸花に日が差し込んだところと、影の部分がいい感じ表現できました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今年は彼岸花の開花がいつもより早く、あっという間に彼岸花の花が散ってしまった感じがします。
ここ祖光院の彼岸花は、晴れの日は太陽の光の差し加減で表情をいろいろ変えてくれました。
もちろん、曇りの日はしっとりと彼岸花の写真が撮れるので天気に関わらずオススメの場所です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
彼岸花を楽しむ場所の一つとして参考にしていただければと思います。