DxO PureRAWでデータを最適化して現像処理に影響するか試してみた

DxO PureRAW 写真現像写真現像

今回はDxO PureRAWというアプリのデモ版を試しに使ってみました。

簡単に説明すると、カメラで撮影したRAWデータをこのアプリを使って最適化します。

最初、どのくらい目でわかるほど変わるのか疑問でした。

確かにこのアプリで処理すると、色合いや拡大してみるとシャープネスの改善がされています。

富士フイルムのRAWデータだけは使えないので、ソニーのRAWデータを使って効果を試してみました。

普段は、季節の記録として写真を撮っています。

最近は、作品としての写真も撮っていきたいと考えるようになり、DxO PureRawを使って丁寧に仕上げてみたくなりました。

さて、DxO PureRAWを使ってRAWデータが変わるのか見ていきましょう。

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DxO PureRAWはどんな処理をするアプリなのか

最初に伝えておきたいことは。

失敗した写真を救うアプリではなく、美しいものをより美しく仕上げるためのアプリです。

そのため、丁寧に写真を撮影することが前提。

夕景や夜景を撮ることが多いので、綺麗に撮影しても光の条件が厳しいので、今回このアプリを使ってみました。

下記にDxO PureRAWの処理についてまとめてみました。

  • ディテールとシャープネスの保持
  • ノイズ除去
  • 光学補正

試して感じたことは、【スッキリ】【クッキリ】【色合いの変化】でした。

ノイズ除去され、シャープネスがかかり、色相が変わったことが気づきます。

詳細を言葉で説明するよりも、PureRAWの使い方や実際のRAWデータを見ながら話していきましょう。

PureRAWを使う理由

実際にデモ版DxO PureRAWを試してみた

DxO PureRAWは、30日間無料で試すことができます。

早速PureRAWデモ版をダウンロード。

残念ながら、富士フイルムのRAWデータは処理できませんので、注意をしてください。

ダウンロード

DxO PureRAW 写真現像

デモ版をダウンロードして、インストールしました。

早速、アプリを使ってみます。

アプリが開くとこんな感じの画面になります。

画像を選択して画像を追加するか。

ドラック&ドロップして画像を追加します。

データはもちろんRAWデータのみです。

DxO PureRAW 写真現像

1枚だけRAWデータを追加してみました。

【画像を処理】をクリックします。

DxO PureRAW 写真現像

その後こんな画面になります。

処理の方法は、【Deep PRIME】

出力形式は、【DNG】

インストール先フォルダは、【デスクトップへ】を選びました。

【処理する】をクリックします。

DxO PureRAW 写真現像

処理中の画面です。

DxO PureRAW 写真現像

処理完了しました。

処理結果を表示してみます。

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処理前と処理後の画像を比較することができます。

処理前のデータは、86.2MB

処理後のデータは、172.5MBになりました。

DxO PureRAW 写真現像

早速DxO PureRAWで処理した画像を比較してみた

今回は2つのRAWデータを処理してみました。

花の写真と夕景の写真。

まずは花の写真から。

左がソニーの元RAWデータ、右が処理した後のデータ。

ツツジの色が見た時の色は、処理後のデータの方。

ソニーの元RAWデータは、マゼンダの色相がプラス側に調整した感じに記録されていました。

レンズの補正も効いていて、処理後のデータはいい結果になっています。

次は写真を拡大して見てみます。

おしべとめしべの輪郭がシャープになり。

花の表面のきめ細やかさも表現されるようになりました。

 

次は夕景の写真です。

こちらも左がソニーの元RAWデータ、右が処理した後のデータ。

レンズの補正は結構わかるほどされています。

色合いはほとんど変わらず。

 

写真を拡大して見てみます。

ディテールがハッキリ改善されていました。

 

最後、ノイズの除去が気になります。

わざと露光量を上げて、暗い部分を明るくして見ました。

ほぼ、カラーノイズがなくなっています。

 

結果として、RAWデータの最適化を感じることができました。

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DxO PureRAWをどういう写真のRAWデータに利用するか考える

確かにRAWデータの最適化を感じることができました。

どういう時に利用するか考えてみました。

撮影したRAWデータすべてに最適化処理は現実的ではないと思います。

  • 夕景や夜景や星景を撮影したRAWデータ
  • 作品として撮影したRAWデータ

やはり夕景や夜景や星景を撮影したデータは、ISO感度を高くするためノイズが載りやすくなります。

また、ディテールも少し悪い時もあります。

そんな時に、PureRAWを使うとかなり最適化されRAWデータがバランスが良くなります。

作品とした撮影したRAWデータも、考えて綺麗に丁寧に撮影して整えられています。

それをさらに洗練したRAWデータにする意味もあると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

DxO PureRAWを使ってみて、実際にRAWデータが最適化され実感することができました。

失敗写真を復活させるアプリではないので、きちんと写真を撮影する必要はあります。

感じたことは、写真のデータを最適化処理して、さらに丁寧に写真を撮ってみようという気持ちになりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

興味がありましたら、一度DxO PureRAWのデモ版を使ってみてはどうでしょうか?

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