2018年9月16日と9月22日、埼玉県日高市にある巾着田の曼珠沙華の撮影に行ってきました。
今回初めて、巾着田の曼珠沙華の風景を見たくて訪れてみました。
同じ埼玉にある幸手権現堂堤の曼珠沙華は、何度も訪れています。
巾着田の曼珠沙華は、その幸手権現堂堤の曼珠沙華350万本より規模が大きくて、500万本です。
今回は、1回目の訪問はまだ巾着田の曼珠沙華は3割程度の開花状況でした。
そして、2回目の訪問は巾着田の曼珠沙華は満開状態です。
さて、巾着田の曼珠沙華の撮影はどうだったでしょうか?
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巾着田について
8世紀、唐や新羅と戦って敗れてしまい、国がなくなってしまった高句麗からの渡来人の一部が日本にやってきました。
大きく湾曲した高麗川の地を開墾して田を作り、稲作を伝えた場所と言われています。
昭和40年代に当時の日高町が巾着田を取得しました。
昭和50〜60年代にごろに草薮の草刈りをした時、大規模な曼珠沙華の群生が見つかり、整備をして現在の巾着田となりました。
駐車場は、普通自動車500円で、1回目の訪問は近くの高麗小学校が臨時の駐車場なっていてそこを利用しました。
2回目の訪問は、巾着田曼珠沙華公園の近くの民間の駐車場に車を停めました。
巾着田曼珠沙華公園の有料期間は9月10日〜10月15日の開花期間で、入場料は300円です。
2018年から開花期間中は三脚を使うことができなくなりました。
日向と日陰と曼珠沙華の表情の変化を感じた
今回、2018年9月16日と9月22日とも、巾着田へはNikon D810と富士フイルムX-T2を持参です。
花の撮影はこの組み合わせが一番しっくりきます。
X-T2には、XF16-55mmF2.8 R LM WRをつけ、D810にはタムロンのSP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2をつけて曼珠沙華の撮影に臨みました。
花の中で一番撮影が難しいと思っているのが、曼珠沙華です。
晴れて太陽の光が当たれば花が強く反射し、曇って太陽の光がなくなると途端に立体感がなくなります。
光をいい塩梅(あんばい)で撮影できるよう、一生懸命構図を考えながらも曼珠沙華がきれいに写るよう写真を撮りました。
しかし、何年も花を撮り続けていますが、光の加減を見ながら撮影するのは難しいです。
また、そういう難しさが、カメラで写真を撮っていい感じに光を捉えた時に喜びになります。
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やっぱり満開の巾着田の曼珠沙華は圧巻でした
9月16日の1回目の訪問の時は、ドレミファ橋付近の曼珠沙華がほぼ満開でした。
ほかの場所は、まだ3割程度しか曼珠沙華が咲いていません。
満開の場所は、太陽の光に照らされたり、曇って太陽の光がなかったりと、曼珠沙華の花の雰囲気が変わって楽しみました。
どちらかというと、たくさんの曼珠沙華の花が咲いてもらうより、少ない本数で咲いたほうが写真は撮りやすいです。
いい感じの構図になり、光の感じもいい場所にある曼珠沙華の花を探しながら、撮影をしていきました。
赤い花は綺麗だけど、写真に撮るのは難しいなと後で撮った写真データを見て思いました。
次に、9月22日の2回目の訪問には、前回来た時には3割程度しか曼珠沙華が咲いていなかったあいあい橋付近の下流エリアが満開になっていました。
9月16日の1回目の訪問の時は、あまり咲いてなかったのに1週間経つとかなり変わってしまうのも感じました。
あいあい橋の近くの風景も写真を撮ってみました。
実は、巾着田に2回訪問する予定はなかったですが、当日ツイッターのフォロワーさんのツイートで巾着田がいい天気と知り、急遽再び巾着田の曼珠沙華を撮影しに来ました。
ツイッターのフォロワーさんの天気情報がなければ、曼珠沙華のどこまでも広がる赤いじゅうたんを見れなかったのではないかと思います。
巾着田の曼珠沙華のまとめ
今回、埼玉県日高市にある巾着田の曼珠沙華に2回も撮影に訪れてしまいました。
噂に聞いてたように、かなり広い地域に曼珠沙華が咲き広がっており、見るためだけに訪れるのでも十分楽しめます。
確かに人がたくさんいましたが、場所が広いせいか混雑さを感じませんでした。
いつも浅草の人混みの中で撮影しているせいか感覚が鈍っているのかもしれません。
今回の撮影には、X-T2にXF16-55mmF2.8 R LM WRをつけ、D810にタムロンのSP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2を持って行きました。
次回訪れる時は、広角ズームレンズやまだ持っていないカールツアイスの単焦点レンズがあるとまた違った写真が撮れるかと思います。
来年も巾着田を訪れてもっと光をいい感じにとらえて、曼珠沙華を綺麗に撮影したいと思います。
日高巾着田の曼珠沙華を訪れたことない方にとって、一度は訪れても損ではない名所だと思います。