2021年10月18日、カメラホリックレトロVol.1が発売されました。
ツイッターのフォロワーさんに影響を受けて、オールドレンズの楽しさを知ったのが2019年。
初めてオールドレンズの本を手にしたのが、澤村徹さんが責任編集された【OLD LENS LIFE 2019-2020】でした。
オールドレンズ初心者にとっては、少し難しい内容だった記憶があり。
それでも、自分なりにいろいろ調べて無理のない範囲でオールドレンズを手に入れて撮影してきました。
今回は、新章はじめるということでカメラホリックレトロVol.1という本が新しく出ました。
自分とオールドレンズの関係性を交えながら、カメラホリックVol.1を読んで思ったこと感じたことを書いていきたいと思います。
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オールドレンズと自分との距離感について
オールドレンズでの撮影は好きです。
ただ、いつもオールドレンズで写真を撮っているわけではありません。
普段は現行のレンズで花を中心に撮影しています。
しっかり写るレンズがとても好き。
でも、オールドレンズの持つ雰囲気も心地よいものがあります。
現行のレンズが性能が上がれば上がるほど。
そのギャップでオールドレンズの持つ写りもますます魅力的に思えてきます。
下記の内容は、オールドレンズに出会ったことで良い影響があったものです。
- 焦点距離の克服
- 絞りの加減
- RAW現像の表現の加減
●焦点距離の克服
焦点距離50mmのオールドレンズで、スナップ写真を撮り続けることによって、画角感が鍛えられました。
焦点距離50mmだけでなく、35mmだろうが、40mmだろうが、特に困らず写真を撮ることができます。
それは現行のズームレンズでの撮影でも力を発揮できるようになりました。
これはオールドレンズで楽しみながら、自然と掴んだ感覚だと思います。
●絞りの加減
現行レンズでは、F8やF11で写真を撮ることが多かったですが。
オールドレンズに出会ってからは、絞り開放で撮ることが多くなってボケの感じがわかるようになりました。
自分の表現したい絞りの数値を使いこなして撮影しています。
絞り開放からf11の間で、いろいろな数値を使うようになりました。
●RAW現像の表現の加減
これはコントラスト、明瞭度、シャープネス、彩度や色合いなどの値を自然な感じに調整できるようになりました。
オールドレンズの持つ雰囲気は、現行レンズとは全く違います。
しっかりシャープでなくとも、コントラストが強くなくとも、彩度がなくともいい写真。
そこから写真というのは雰囲気が大切なのではと思い、過度な調整をしないようになりました。
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カメラホリックレトロVol.1の全体の感じ
基本的には、OLD LENS LIFEと同じような構成で戸惑うことはありませんでした。
オールドレンズを紹介し、参考になる作例写真が載っています。
大きく6つくらいのテーマ構成にして、オールドレンズの魅力を絞った内容。
まだまだ初心者ですので、知らないオールドレンズがあってワクワク感がありました。
オールドレンズだけでなく、最近のマニュアルレンズの紹介もあり使ってみたくもなります。
自分にとっては、オールドレンズのカタログのような本でした。
今回は新章はじまるということで、毎年続いていくことを楽しみにしています。
カメラホリックレトロVol.1で興味を持った記事
興味を一番持った記事は、【F1.2の奇跡】
焦点距離50mm以上で、55/57/58mmのオールドレンズ。
10種のオールドレンズを紹介していました。
このくらいの焦点距離になると、切り取っていく感じに撮影していくので面白いと感じます。
この辺りの焦点距離のオールドレンズを1本も持っていないので。
何か1本手に入れてスナップ撮影をしてみたいと感じました。
興味を持ったオールドレンズについて
ミノルタMC Rikkor-X PG 58mmF1.2を気になりました。
ミノルタのオールドレンズは下記3本持っています。
- MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
- MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm f1.7
- MINOLTA MC W.ROKKOR-HG 35mm F2.8
どのレンズも自分の好きな感じの色合いや写りを出してくれるので重宝しています。
そして、持ち出すことの多いレンズ。
このMC Rikkor-X PG 58mmF1.2のレンズは、開放でボケがダイナミックで、太い筆で絵の具を塗ったような感じとのこと。
とても使ってみたいオールドレンズの一つです。
早速探して手に入れてみようと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本の全部の内容を紹介することは難しいですが、オールドレンズのカタログ的に読んでみても楽しいです。
オールドレンズのことはまだまだ詳しくないため、少しずつ知識をつけていける本だと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
オールドレンズに興味がありましたら、ぜひこの本を取ってみてはどうでしょうか?