水戸 薬王院仁王門

タカログ散歩 水戸の天台宗薬王院を訪れてみた

水戸の偕楽園を訪れて梅の花を楽しんだ後に、タカログ散歩をしてみました。前もって訪れてみたい寺院を数カ所選んでみましたが、すべてを歩いて訪れるには時間がかかるため、今回は天台宗吉田山神宮寺薬王院を訪れてみました。地図でみると寺領が大きくどこか歴史を感じるので訪れることにしました。寺院を訪れるとその地域の歴史がわかり、寺院の歴史を通して日本人の生きてきた足跡がわかり、そして今自分自身が生きていることを感じることができるので、寺院を訪れることをやめることができません。さて、僕が訪れた寺院はどのような寺院だったのでしょうか?

水戸 偕楽園

薬王院と聞いてご本尊がすぐにわかった

僕はもう寺院を撮影するために数百ヶ所訪れています。普段、僕は真言宗不動明王さま浄土宗阿弥陀さまを参拝するために寺院訪れることが多いですが、僕は宗派問わず寺院を訪れてそれぞれの寺院のもつ雰囲気を感じながら撮影をしています。それぞれの宗派の考え方はいろいろいい影響を与えてくれます。最近は寺院名を見ると、宗派やご本尊がわかるようになってきました。たとえば、【西】という漢字があると、浄土宗浄土真宗寺院か、ご本尊を阿弥陀さまをしている真言宗寺院であったり、ご本尊でなくとも川から引き上げた阿弥陀さまを最初に安置したが、その後ご本尊を変えた曹洞宗寺院など阿弥陀さまに縁起があったりします。西方極楽浄土に阿弥陀さまがいるから【西】という漢字がつくのかなと思っています。

水戸 薬王院本堂

同じように、薬王から薬師如来さまのことかなと僕は思いました。鎌倉に寺院撮影に行った時に訪れた真言宗泉涌寺派覚園寺薬師如来坐像を思い出しました。ここは写真撮影が出来ないのですが、薬師如来さま十二神将立像を間近で目に焼き付けることができ、心の写真機で撮影をしました。鎌倉の覚園寺は、鎌倉時代に建立された寺院です。水戸の天台宗薬王院は、さらに時代が遡る寺院です。なんと平安時代、桓武天皇の命によって建立された寺院という歴史がありました。

水戸 薬王院四脚門と梅

薬師如来は東の天皇を表していた?

天台宗は皇室と結びつきが強かったことから、薬師如来東方浄瑠璃世界の教主なので東の国の天皇と結び付けられていました。現在の京都あたりにいた桓武天皇の代わりと考えていたのかもしれません。いろいろ歴史をかんがえると、現在まで寺院の存在の意義もよくわかってくるのも寺院撮影の醍醐味です。もうひとつ、気になったことがあります。それは吉田山神宮寺薬王院の神宮寺という名称です。明治時代に神仏分離令が出される前は、神仏習合であり神社に付属して建てられれた寺院を神宮寺と呼ばれていました。薬王院は天皇の勅願所であり、大宝八幡宮の別当にもなっていたようです。このあたり、現代の私たちには、寺院と神社が明確に分けられてしまっているので寺院神社が一緒という感覚がわからず、不思議な感覚になります。

水戸 薬王院山門

薬王院の雰囲気は江戸の寺院と全く違った

僕は普段は東京都内近郊、埼玉、千葉の江戸時代に創建された寺院を訪れることが多く、そのような寺院はいい意味で街とうまく溶け込んでいます。水戸の薬王院の建立年代はかなり古く、建物ひとつひとつや寺院全体に存在感があり、また異空間でもありました。存在感が全くほかの寺院と違いました。

茅葺屋根の仁王門があるのですが、趣がありました。茅葺の掛け替えは費用がかかりそうだなと思いながら見ていました。維持費用がかかり、防災上を考えて、銅板屋根に掛け替えてしまう寺院を見てきたので、そんなことをいつも思ってしまいます。

水戸 薬王院仁王門

回向堂(えこうどう)は少し神社の建物の趣を少し感じました。回向という言葉は、浄土宗でよく聞く言葉ですが、難しい意味の言葉です。自分の善行が、他人に回(めぐ)らされていくこと。自分の良い行いがみんなを幸せにするということなんでしょうか?難しい言葉です。

水戸 薬王院回向堂

四脚門の近くの梅はいい感じに咲いていました。桓武天皇の勅願所だったということで、菊の家紋のようなものが掲げられていました。こういうところが、少し神社のような感じがしました。

水戸 薬王院四脚門

水戸の天台宗吉田山神宮寺薬王院のまとめ

天台宗は、浄土宗浄土真宗臨済宗曹洞宗日蓮宗などの学僧を多く輩出しました。僕の好きな法然上人も学びました。僕が最初は徳川家康から上野にある天台宗寛永寺に興味を持ちました。もともと上野恩賜公園が好きなこともありました。そこから、寛永寺のことを調べたり訪れたりし、天台宗のことを知っていきます。僕が特に浄土宗南無阿弥陀仏日蓮宗南無妙法蓮華経に大いに興味をもつのは、天台宗の影響が強いのかもしれません。今回の水戸の薬王院を訪れたことは、天台宗をさらに理解できたように思えます。また、季節が過ぎた頃訪れてみたいと思っています。

最後に、僕が寺院撮影するのは自分自身を見つめることができる場所だからです。僕の写真撮影の目標は、心で撮影をして、心で見た風景や情景を表現をしていきたいのが最終目標です。しっかり自分がいきていることを感じながら、いい写真を撮れるようにシャッターを切っていきたいと思います。

吉田山神宮寺薬王院

茨城県水戸市元吉田町682

 

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