世田谷奥沢 九品仏 五劫思惟

タカログ散歩 フォクトレンダーで撮影しに九品仏浄真寺を訪れてみた

新緑の季節になり、紫外線の強い季節にもなって来ました。以前の記事、NOKTON 58mm F1.4 SLII Nを購入してみたで書いたフォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII NNikon D750に取り付けて撮影することにしました。どこに撮影しに行こうかと考えたときに浮かんだ寺院が、浄土宗寺院の九品仏浄真寺でした。木々がたくさんあり新緑が綺麗で、お釈迦さま阿弥陀さまに会うことができ、フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLIIのレンズテストもできるかなと思い訪れることにしました。さて、今回九品仏浄真寺を訪れてどうだったでしょうか?

今回2回目の撮影で訪れた九品仏浄真寺

浄土宗寺院は僕のホームグラウンドのようなところで、他宗派の寺院も好きなのですが、安心感やほんわり感を僕が一番感じる場所です。今回訪れた浄土宗寺院は、東京都世田谷区奥沢にある九品山唯在念仏院浄真寺で、本尊は釈迦如来です。今回2回目の訪問なのでどのような寺院かは知っていましたが、撮影をしながらさらにじっくりと寺院をみていこうと思いました。

東京都世田谷区奥沢7−41−3

まず、東急大井線の九品仏駅を下車し、改札口を左側へ向かうと九品仏浄真寺の参道が見えてきます。参道入り口の近くに、「禁銃猟警視庁」の文字が彫られた石碑がありました。九品仏浄真寺の境内にも同じような石碑がありました。明治時代の地図をみると九品仏浄真寺の周りは田んぼだらけで、雑木林も多かったようです。

世田谷奥沢 九品仏 禁銃猟警視庁

参道は結構長くて、新緑の中を進んでいくと山門が見えてきます。本当に新緑が綺麗です。ちょうど人力車が停まっていて絵になりました。フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII NをつけたD750で、つぎつぎとシャッターを切っていきます。

世田谷奥沢 九品仏 山門

F値1.4にして山門と人力車を撮影してみました。 現像処理にはAdobe Lightromを使っていますが、プロファイル補正を使用できるのですが、あえて使わないでフォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII Nのクセをつけたままにしました。どちらかというと、F値を小さくして撮影することは少ないのでこのフォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII Nでは、積極的にF値を小さくしてボケがある写真を撮ることを意識しました。

世田谷奥沢 九品仏 山門と人力車

合掌して一礼し山門をくぐってすぐに、浄真寺の石碑があったのでこちらもF値1.4で撮影しました。光のボケがいい感じになっています。

世田谷奥沢 九品仏 浄真寺石碑

右手に六地蔵がおり、少し進むと閻魔堂があり大きな閻魔王さま奪衣婆(だつえば)が安置されていました。まるで此岸(しがん)の現世(げんぜ)から、彼岸へゆく流れのように感じました。悪い捉えでなく、阿弥陀さまがいる西方極楽浄土までの道のりを表しているようでした。

仁王門をくぐりこの世とあの世を感じる九品仏浄真寺

フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII Nで撮影しながら、仁王門まで来ました。この仁王門紫雲楼(しうんろう)とも呼ばれています。ここには阿弥陀如来二十五菩薩が安置されています。仁王像の裏には、風神と雷神も安置され本格的だなと思いました。紫雲とは阿弥陀如来と二十五菩薩が、臨終のときに来迎(らいごう)するときに乗る雲のことです。新緑の木々を仁王門を覆ってしまっています。

世田谷奥沢 九品仏 仁王門 紫雲楼

仁王門をくぐると鐘楼があり、正面を向くと誰もいない新緑の参道が広がっていました。

世田谷奥沢 九品仏 鐘楼

世田谷奥沢 九品仏 参道

フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII Nのレンズテストをしながら、庭園や手水(ちょうず)などを撮影していきました。

世田谷奥沢 九品仏 庭園

世田谷奥沢 九品仏 手水

九品仏浄真寺には「二十五菩薩来迎会(らいごうえ)」(お面かぶり)という無形文化財に指定されている行事です。本堂此岸に、三仏堂上品堂彼岸にみたて、阿弥陀さまが西方極楽浄土へ導くさまをお面を被った二十五菩薩が二つの岸を結ぶ架け橋を歩く行事です。3年に1度の行事で、今までは8月16日に行われていましたが、次は2017年5月5日に行う予定だそうです。

本堂は仏教をじっくり体現できる九品仏浄真寺

本堂に着きました。本尊は大きな釈迦如来坐像が安置されていて、お賽銭箱にお金を入れて合掌し南無釈迦牟尼仏と唱えました。灌仏会(かんぶつえ)のときはここ九品仏浄真寺に来たほう良かったかなと思いました。さて、九品仏浄真寺本堂は写真撮影が可能です。仏像は心の目に焼き付けないといけない(撮影禁止)ところが多いです。拝観料はありませんが、やはり賽銭箱にお気持ちをいれるといいと思います。僕は寺院運営にお使い下さいと現実的なことを思いながら、いつもお賽銭をいれています。

世田谷奥沢 九品仏 本堂

世田谷奥沢 九品仏 釈迦如来

本堂の中には、釈迦如来坐像のほかにお釈迦さま誕生仏法然上人座像おびんずるさまそして阿弥陀さま法蔵菩薩のときの五劫思惟(ごこうしゆい)像も安置されていました。

世田谷奥沢 九品仏 誕生仏

世田谷奥沢 九品仏 五劫思惟

やはり阿弥陀さまが好きな僕は、法蔵菩薩のときの五劫思惟(ごこうしゆい)像を観れたことは感動でした。どれだけの長い時間、阿弥陀さまは人々を救うことを考えたのでしょうか?

9体の阿弥陀さまが安置されている九品仏浄真寺

本堂の反対側正面に、上品堂(じょうぼんどう)があり、上品堂の右側に中品堂(ちゅうぼんどう)そして左側に下品堂(げぼんどう)があります。それぞれのお堂に3体の阿弥陀如来像が安置されていました。

世田谷奥沢 九品仏 上品堂

世田谷奥沢 九品仏 中品堂

世田谷奥沢 九品仏 下品堂

上品堂3体の阿弥陀如来像を直接拝むことができ、お賽銭を入れ「南無阿弥陀仏」と唱えました。仏さまの手や指のかたちを「印相(いんそう)」といいます。9体の阿弥陀如来像の印相はそれぞれ違います。上品堂上生(じょうしょう)中生(ちゅうしょう)下生(げしょう)3体の阿弥陀さまです。

世田谷奥沢 九品仏 上品上生

世田谷奥沢 九品仏 上品中生

世田谷奥沢 九品仏 上品下生

指のかたちには法則があって、人差し指を丸めると上生、中指を丸めると中生、薬指を丸めると下生になっているようでした。中品堂下品堂は戸が閉められていましたが、窓越しに阿弥陀さまの様子をうかがうことができました。

九品仏浄真寺とフォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII Nのまとめ

まずは、九品仏浄真寺ですが2時間10分も撮影をしながらいました。こんな長い時間いたのかと思うくらいでした。我を忘れて夢中になり、見るものすべてが新鮮で楽しい時間を過ごせました。やはりお釈迦さま9体の阿弥陀さまに会えたので、心が満たされました。忙しい時間を過ごす現代人にとって、我を無くす時間というものは大切です。

世田谷奥沢 九品仏 下品堂

九品仏浄真寺を開山したのは、珂碩上人(かせきしょうにん)で、弟子の珂憶(かおく)上人九品仏浄真寺本堂三仏堂を完成させたようです。こういう寺院の歴史を知ったり、僧侶の話を知るのも寺院を訪れる醍醐味のひとつです。

世田谷奥沢 九品仏 庭園

そして、フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLIIの撮影のほうですが、焦点距離58mmのレンズだと自分が見た感じと同じにように見えるレンズです。いい感じに距離感や構図を決められたので、このレンズを購入してよかったなと思います。今回はF値1.4から8まで設定して撮影しましたが、このレンズはあまり絞らないほうが、いい感じに撮影できるように感じました。色合いもいい感じに濃いめに表現されていました。

フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLII N

今回、本堂の少し暗い中で撮影することがありましたが、F値1.4にして釈迦如来坐像などをISOの値を大きくしなくてよかったので、ノイズが少ない写真を撮影できたかと思います。次回は少しF値を絞らないないで、フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLIIのレンズの特性が活かせる撮影ができればいいなと思います。

最後に東京都世田谷区奥沢にある九品仏浄真寺は、木々が多いので新緑の季節や紅葉の季節に訪れると心が豊かになると思います。一度訪れてみてはどうでしょうか?

東京都世田谷区奥沢7−41−3

 

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