
夜景撮影のガラス反射対策!Ultimate Lens Hood使う
夜景撮影のガラス反射対策で、Ultimate Lens Hoodを買ってみました。
展望台で夜景を撮影するとき、どうしても室内照明や非常口誘導灯が窓に映り込みます。
それを防げる方法やアイテムを探しました。
いろいろある中で、Ultimate Lens Hoodというシリコンゴム製レンズフードを見つけました。
暗幕禁止のところでは使用ができませんが、特に問題がないところでは夜景がキレイに撮影できます。
今回は、夜景撮影のガラス反射対策に有効なアイテム、Ultimate Lens Hoodについて話します。
それと、夜景撮影と現像についても、簡単に説明しようと思います。
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Ultimate Lens Hoodについて
Ultimate Lens Hood(ULH)は、まずクラウドファンディングによって出資者に先行提供されました。
KICKSTARTER
現在は、普通に購入できることができます。
もちろん日本から購入することが可能です。
今回、通常の一眼レフやミラーレス一眼に使えるUltimate Lens Hoodを選びました。
●商品価格について
30ポンドです。
送料は5ポンドで、合計35ポンドでした。
日本円で合計で、5,095円です。
●手元にまで届く日数
約20日かかりました。
発送された国は中国からでした。
●撮影に使える用途
各施設の注意事項に気をつけながら下記の撮影用途で使えます。
- 展望台等の夜景撮影
- 水族館や動物園の撮影
- ガラスの写り込みが入る場所の撮影
実際の夜景撮影にUltimate Lens Hoodを使ってみた
今回は、テレコムセンターの展望台から夜景撮影をしてみました。
ULTIMATE LENS HOODを使って夜景撮影😊
昨年の12月に、英国から20日かかって取り寄せました🤗
やっと時間ができ試せました😋
よく考えると既存のシリコンレンズフードでも行けるような気がしますが笑😝#夕景#夜景#ultimatelenshood#α7RIII #sel24105g pic.twitter.com/5sRarJ8sqG
— Takahide Yamato 大和貴英 (@takaphotoslog) January 27, 2019
英国からと書いていますが、発送された封筒を見たら中国から届いてました。
一応、テレコムセンターは三脚使用可能です。
土日でも人が少ないのです。
さらに一眼レフやミラーレスで撮影する人が、1人いるかいないかくらいの場所です。
夜景撮影を練習するにはいい場所ではないでしょうか?
●夜景撮影の様子
見ての通り、照明がたくさん映っています。
結構、これを避けて撮影するのはかなりのストレスだと思います。
Ultimate Lens Hoodでレンズ前方を覆うと、完全にガラスの映り込みがありません。
●レンズ装着の工夫
レンズが伸びるタイプのズームレンズやピントリングが前方レンズに近い場合は、レンズフード装着した状態でUltimate Lens Hoodをかぶせるといいです。
かぶせる時は、自分の手を中に入れてレンズ前方を掴むように装着し、手を抜いていくような感じにします。
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夜景撮影と現像の仕方
簡単ですが、夜景撮影と現像の仕方についてお話しします。
●夜景撮影について
基本的に、絞りはF8。
→一番思った仕上がりになるため。
カメラは、マニュアルモード。
→露出のコントロールをシャッタースピードでやっているため。
三脚を使える場所では、三脚を使います。
→シャッタースピードが数秒から数十秒になり、ブレない写真を撮るため。
最終的にピントはマニュアルで合わせる。
→AFで合わない時が多いので、自分の目で確認して合わせる。
●夜景写真の現像
夜景写真は、通常撮っている写真とは現像の仕方を変えています。
光の加減をうまく演出すること。
実際に見た夜景と違っていいので、ファンタジーのように綺麗に演出すること。
そんなことを考えながら、夜景写真の現像をしています。
まずLightroomで処理をしていきます。
色温度は、青っぽい感じに仕上げたいので、色温度下げます。
ハイライトとシャドーは、-100と+100に一回調整。
それから、シャドーは写真を見ながら好みの値にします。
白レベルは、上げる方向で調整すると、光が強くなっていきます。
コントラストと明瞭度は、マイナス方向にし柔らかい写真にしていきます。
他のモジュール内の値は、こんな感じで仕上げていきます。
だいたい調整が終わったので、次はPhotoshopでシャープネスの調整をします。
Macだと、右クリックでメニューを開きます。
【他のツールで編集】→【Photoshopでスマートオブジェクトとして開く】を選んでいきます。
この手順でPhotoshopでの処理を進めていきます。
レイヤーを複製する。
【フィルター】→【その他】→【ハイパス】の順で選択する。
半径4.0pixelでOKをクリック。
【イメージ】→【色調補正】→【彩度を下げる】
複製したレイヤーに対して、今回は【ソフトライト】を選択しました。
日中や夕景で撮影した写真は、【オーバーレイ】を選択しています。
しかし、夜景撮影した写真は、ハードミックスを除いた6種類を選んで仕上げます。
このような感じになりました。
左が撮った時の写真です。
右が現像処理をした写真です。
現実とは離れていますが、綺麗にファンタジーに表現できました。
最終仕上げの写真がこちらです。
他にもいろいろ撮って夜景写真を現像しました。
テレコムセンターからの夜景😊#テレコムセンター#夜景#ultimatelenshood#α7RIII#sel24105g pic.twitter.com/M5se05W85e
— Takahide Yamato 大和貴英 (@takaphotoslog) January 27, 2019
縦構図でも夜景を撮影しました。
Ultimate Lens Hoodがあったからこそ、ガラスの写り込みを抑えて撮れた縦写真です。
テレコムセンターからの夜景その2😊
縦写真です🤗#テレコムセンター#夜景#ultimatelenshood#α7RIII#sel24105g pic.twitter.com/mM7df2U5hJ
— Takahide Yamato 大和貴英 (@takaphotoslog) January 27, 2019
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Ultimate Lens Hoodを使ってガラスの写り込みをなくせば、綺麗に夜景撮影できます。
展望台等によっては、使用できないところがあるので気をつけてください。
興味がある方はぜひ取り寄せて使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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