
手軽で便利な三脚!K&F Concept KF-TM2324の良い点
今回は三脚の話です。
K&F ConceptのKF-TM2324。
手軽で軽量で持ち運びやすい便利なアルミ三脚です。
メーカーさんよりこの三脚を提供してもらい、早速使わせていただきました。
三脚を持ち出して撮影するのは、なんとなくおっくうだったりします。
そんな時は、状況によって軽い三脚を持って撮影に行きたいときもあるはずです。
K&F ConceptのKF-TM2324は、気軽に持ち出して撮影するにはバッチリマッチする三脚です。
さて、K&F ConceptのKF-TM2324ついて話していきましょう。
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三脚について考える
K&F ConceptのKF-TM2324の話をする前に、ちょっと三脚について話します。
三脚は、状況に合わせて数種類持っていたほうがいいですね。
今所有しているのは。
マンフロットのBefreeという持ち運びやすい三脚。
Vangaurd Alta Pro 283CPという8kgの耐荷重がある三脚。
GIZTO GT2542という長い間使うことができそうな三脚。
そして、今回K&F Concept KF-TM2324を合わせると三脚は4本持っています。
マンフロットの三脚は、電車の移動で撮影するときやロケハンで使います。
VangaurdとGIZTOの三脚は、自動車の移動で撮影するときや長時間の撮影のときに使います。
本格的に撮影したい場合もあるので、三脚も信頼できるものを使いたい気持ちがあります。
K&F ConceptのKF-TM2324は、そういう三脚ではありませんが気軽に撮影できる三脚の種類です。
マンフロットのBefreeに近いクラスの三脚になります。
そういう、手軽な便利な三脚も必要だと思います。
K&F Conceptのアルミ三脚KF-TM2324を早速開封
早速メーカーさんより提供していただいたアルミ三脚KF-TM2324を開封してみます。
黒い箱にオレンジ色を一部使い、少しVangaurdの三脚の色合いみたいです。
野球ならジャイアンツカラーですね。
開封する前に、ちょっと型番のシールを確認してみました。
KF09.028 TM2324銀色と記載されていました。
開封してみると、専用の三脚バッグにアルミ三脚KF-TM2324が入っていました。
普段三脚バッグは使わないので、大事にしまっておきます。
三脚バッグからアルミ三脚KF-TM2324を取り出してみました。
三脚の他に、説明書や三脚バッグの付属品が入っていましました。
この三脚には、自由雲台が付いてきます。
その雲台のおかげで、微妙に三脚の脚が少し開いた状態です。
付属の自由雲台は使わず、使い慣れているマーキンスQ10i-BKを使うことにしました。
アルミ三脚KF-TM2324を立たせてみました。
三脚を立たせて、自由雲台が逆さになった状態です。
アルミ三脚KF-TM2324をちゃんと立たせてみました。
手軽に使う三脚として、しっかりとした作りで、気軽に使えそうな三脚に見えました。
次はもうちょっと詳しく、K&F Conceptのアルミ三脚KF-TM2324を見ていきます。
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K&F ConceptのKF-TM2324とマンフロットのBefreeを比較してみた
K&F ConceptのKF-TM2324とマンフロットのBefreeを比較していきます。
価格帯や使用目的が近いこともあり、どちらも同じ4段アルミ三脚です。
本格的な撮影というよりは、気軽に三脚を使って撮影するジャンルの三脚になります。
実際使っているマンフロットのBefreeは、電車移動で主に都市部での夕景や夜景に使っています。
車移動での撮影では、Vangaurd Alta Pro 283CPとGIZTO GT2542という耐荷重が重いカーボン三脚を使っています。
早速、気になった点を比較して行きましょう。
●三脚の脚ロックについて
KF-TM2324とBefreeとも、レバー式を採用しています。
レバー式とナット式どちらも使いこなしているので、どっちが好き嫌いとかはありません。
むしろ、三脚のレバー式の構造の強度が気になりました。
まずは、KF-TM2324ですがプラスチック製です。
すぐに壊れるとは思いませんが、何度も何度も開いたり閉じたりして、耐久性が気になりました。
一方、Befreeのほうもプラスチック製です。
ただ、ネジでレバー締め付け調整ができるようになっています。
使っているうちにネジの締め付け調整をしないといけない感じ。
ただ使っている限り、今の所ネジの締め付けの調整をしたことがありません。
脚ロックがしっかりできなくなったら、ネジの締め付け調整が必要になります。
持ち運びやすいお気軽な三脚にあまり耐久性を求めていません。
もし、脚ロックが壊れたら、新しい三脚を用意すると思います。
●三脚の脚の開きについて
三脚を使う場合に、いかにスムーズに三脚を設置できるか、そして仕まえるが大事かと思います。
まずは、KF-TM2324の脚を開くとカチカチなって通常の脚の開きになります。
これはBefreeより素早いです。
仕まう時やさらに脚を開きたいときは、レバーを指で下に押して、三脚の脚を開いたり、仕まう位置に脚を戻します。
ちょっとここは手間かなと感じました。
仕まう位置に脚を戻すときは、Befreeのほうがやりやすいです。
三脚の脚の開きの設定や脚を仕まうのは、KF-TM2324とBefreeを比べてみて、どちらも優劣がつけられませんでした。
三脚の設置や仕まうのは、どちらもストレスを感じるほどではないですね。
●三脚のエンドフックについて
三脚のエンドフック(または、エレベーターフック)について、KF-TM2324は有りで、Befreeはなしです。
実際の撮影の時あまり必要がないので、あってもなくても問題がないです。
●三脚の自由雲台について
どちらの三脚にも自由雲台が付いてきます。
KF-TM2324は、アルカスイス互換の自由雲台です。
これは、すごく便利です。
Nikon D810とソニーα7R IIIには、SUNWAYFOTOのL型プレート。
富士フイルムX-T2は、MENGSのL型プレート。
どれもアルカスイス互換のプレートを使っています。
自由雲台自体についてですが、動きが滑らかです。
ただ、雲台を緩めると急にカクンとなってしまうので、注意は必要です。
雲台の耐荷重はあるようなので、D810+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせ(約1,690g)でもしっかり載せてくれます。
一方、Befreeの自由雲台は、アルカスイス互換でなく独自の規格のプレートです。
D810+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせ(約1,690g)を一応載せることはできます。
が、実際の撮影で不安があったので使っていません。
今は、Befreeにマーキンス(Markins) Q10i-BKの自由雲台をつけて、快適に使っています。
自由雲台については、KF-TM2324のほうがアルカスイス互換で、それなりの耐荷重もあるので使いやすいと思います。
ただ、今はどの三脚を使っても付属している自由雲台を外して、マーキンス(Markins) Q10i-BKの自由雲台を愛用しています。
●三脚の耐荷重について
三脚の耐荷重についてです。
KF-TM2324は10kg。
Befreeは4kg。
ですが、実際載せられる重量は両方の三脚とも同じくらいです。
KF-TM2324に、D810+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせ(約1,690g)を載せた場合、撮影するのに問題がありませんでした。
次にKF-TM2324に、D810+TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(約2,465g)を載せた場合、一応載せられますが重さで三脚が揺れる感覚がありました。
タムロンのレンズに三脚座つけるの忘れましたが。。。
実際の撮影では、KF-TM2324もBefreeとも、D810+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせ(約1,690g)以下の重さで使うとよいと思います。
●三脚の重さと折りたたみの長さ
三脚の重さと折りたたみの長さ(格納高)について。
KF-TM2324は1135g/46cm。
Befeeは1400g/40cm。
ここは、優劣つけられない感じで、重さを取るか格納高を取るかになると思います。
今はKF-TM2324は、外の撮影で使っています。
そして、Befeeは室内の撮影に使っています。
●比較表
KF-TM2324とBefreeを比較表を作ってみました。
KF-TM2324 Befree
素材 アルミニウム(一部マグネシウ合金) アルミニウム
脚ロック式 レバー式 レバー式
脚段数 4段 4段
脚径 23mm 20.25mm
全伸高 1580mm 1440mm
格納高 460mm 400mm
最低高 410mm 340mm
三脚重量 1800g 1400g
最大耐荷重 8kg 4kg
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1年間K&F ConceptのKF-TM2324の三脚を使ってみて
このK&F ConceptのKF-TM2324の三脚を1年間使ってみました。
まずは、この三脚を持ち出して夕景や夜景を撮ることが多くなりました。
これはいい効果をもたらしてくれた三脚だと思います。
やっぱり、電車で移動だと大きい三脚を持って移動は大変です。
コンパクトな三脚は、そういう点ではいいところです。
都市部の夕景や夜景撮影は、こういうサイズの三脚は便利だと思います。
さらに、従来の一眼レフより軽いミラーレスカメラを使うことも多くなったので、この三脚を使うことが多くなったのかもしれません。
特に壊れることもありませんでした。
手軽な値段で、手軽に撮影できる三脚、K&F ConceptのKF-TM2324。
こういう写真も普通に撮影できました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回メーカーさんから提供していただきました。
KF-TM2324では、気軽に三脚を使って撮影をしてみたい人に合っていると思います。
まずは、こういう三脚を使ってみてはどうでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
三脚選びの参考にしていただきたいと思います。
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