
α7R IIIに使いやすいニコンのマクロレンズを手に入れました
ニコンのマイクロレンズ、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを購入しました。
今回は新品のレンズでなく中古レンズを選択。
ただ、マウントアダプターを使って、ソニーα7R IIIで使うことを前提で選びました。
ちょっと意外なチョイスで使い方だと思います。
花の撮影をしたり、ブツ撮りをしたりすると、被写体にかなり寄って撮影したくなる時がありました。
クロップしたり、トリミングしたりして寄ったような写真にすることはできます。
ただ、ちゃんと実際に被写体に近づいて大きく写真を撮りたいものです。
一年間通して、花の撮影の頻度は高いですし、記事を書くためのブツ撮りの頻度も高い。
そういう理由で、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを手に入れました。
さて、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDはどんなレンズでしょうか?
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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを選んだ理由
まずは、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを選んだ理由です。
ニコンではマイクロレンズと呼びますが、この記事ではマクロレンズと呼び名を統一します。
マクロレンズを使って撮影するカメラはソニーα7R IIIです。
マクロレンズの候補は4本に絞りました。
- フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
- フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
- ソニーSEL90M28G
- ニコンAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
この4本以外にもマクロレンズはあります。
自分が撮影に使うのに合いそうなものを候補にしました。
ここから下記の条件に合うものに絞ります。
- レンズの価格
- レンズの重さ
- レンズの焦点距離
●レンズの価格
マクロレンズの使用頻度を考えると、今のところ撮影するのに多くないです。
価格. comの最安値(2020年3月29日現在)ですが、価格の順番はこんな感じ。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED以外は、10万円台の価格になります。
いつも使うなら高くてもいいですが、価格ではAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDが一番候補。
中古なら、程度がいいものなら4万円台になります。
●レンズの重さ
α7R IIIを使うようになってから、レンズはなるべく軽くて動きやすいものを使うようにしています。
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 重量771g
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 重量625g
ソニーSEL90M28G 重量602g
ニコンAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 重量425g
一番重いのが、MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5。
一番軽いのが、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED。
ここでもAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDが候補になりました。
●レンズの焦点距離
マクロレンズの焦点距離は、今回は普通の単焦点レンズとして撮影しやすいものを考えました。
そうなると、下記の2本に絞られました。
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 焦点距離65mm
ニコンAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 焦点距離60mm
若干中望遠レンズですが、焦点距離50mmの単焦点レンズと近い感じでスナップや風景撮影ができます。
焦点距離60mmの方が使いそうなので、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを候補に。
3つの条件を総合的に判断して、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを購入することにしました。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDについて
中古のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを早速購入。
決して目新しいレンズではないですが、写りは美しいと評判だったので良い選択だと思いました。
ソニーEマウントのマクロレンズは、よく考えると手軽なレンズがないなと改めて思いました。
α7R IIIで使うには、このままでは使えません。
マウントアダプタを使って、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを取り付けて使います。
もともとCommlite レンズマウントアダプター CM-ENF-E1 PROを持っているのでこれを使います。
ただ、オートフォーカスがうまく使えません。
前後に迷ってピントが合わないので、マニュアルで使っています。
マクロレンズなので、しっかりピントを合わせたいのでマニュアルの方が好都合です。
α7R IIIでEVFに拡大表示させてピントを合わせるので、不便はありませんでした。
手軽に使ってみたい方は、K&Fのマウントアダプターがオススメです。
一応、ニコンD810を持っているので、これにAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDをつけて撮影もできます。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDをよくみてみます。
レンズは小さくその周りは、マットな質感になっています。
光を反射させないような仕様になっていました。
Commlite レンズマウントアダプター CM-ENF-E1 PROを使って、α7R IIIにつけてみても大袈裟な感じになりません。
ソニーのカメラにニコンのレンズという違和感はありますが、手軽です。
早速、α7R III+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみました。
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早速AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみた
初めてのマクロレンズです。
まずは近くまで寄って撮影してみました。
最短距離が約18.5cmまで寄ることができます。
一つ注意点があります。
このレンズは、被写体の寄り方でf2.8で設定しても、f値が大きく変化します。
決して壊れているのでなく、そういう仕様になります。
写真5枚を載せますが、全部絞りはf8にしました。
f8でもピントが合っている場所以外は、結構ボケています。
評判通りボケが滑らかで綺麗です。
かなり寄れるので、ブログ記事の写真を撮るときには重宝しそうです。
次は、外に飛び出して試し撮りしてみました。
基本、絞りはf2.8に設定しています。
まずは、花を接写してみました。
花の記録としての撮影しますが、あまり図鑑的にならないように撮影。
白いハナモモの写真です。
ソメイヨシノも撮ってみました。
ボケがお気に入りです。
逆光はどんな感じでしょうか?
逆光が強うそうな感じ。
ニコンのナノクリスタルコートとソニーα7R IIIのイメージセンサーの逆光耐性のおかげのように感じます。
マクロレンズとしてでなく、普通の単焦点レンズのようにスナップ写真を撮れます。
焦点距離60mmで中望遠レンズ寄りなので、微圧縮効果があります。
普通の単焦点レンズのように、ボケを楽しんだりもできます。
f2.8でもキリッと写すことも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
α7R IIIのカメラに、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDのマクロレンズをつけて写真を撮る。
ちょっと、通常の使い方ではないですが、写りが綺麗なので満足しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ソニーEマウントのレンズではありませんが、マクロレンズとしてはオススメできるレンズです。
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