
手っ取り早く標準ズームレンズで焦点距離を使いこなす方法
今回は、標準ズームレンズで焦点距離を使いこなす方法を話します。
どのくらいの画角で撮ればいいか?
そんな疑問や悩みがあると思います。
同時に、単焦点レンズも使いこなせる方法も話します。
標準ズームレンズも単焦点レンズも両方使いこなせれば、写真の表現力は広がります。
さて、どのように標準ズームレンズを使いこなせばいいのでしょうか?
スポンサードリンク
焦点距離と画角について
まず、焦点距離と画角について簡単に説明します。
焦点距離は、標準ズームレンズに印刷されているあの数字です。
24、28、35、50、70、85。
そして、レンズ主点からイメージセンサーの焦点までの距離を指します。
画角は、この焦点距離によって広くなったり、狭くなったりします。
焦点距離の数字が小さくなるほど、画角が広くなります。
焦点距離の数字が大きくなるほど、画角が狭くなります。
標準ズームレンズについて
標準ズームレンズの仕組みの話です。
焦点距離を移動させることによって、画角を広くしたり、画角を狭くしたりしています。
その画角を利用して、写真を表現していきます。
画角をうまく使うことで、広がりでなく、奥行き感も表現していきます。
焦点距離を自由に移動できるので、とても便利です。
欠点としては、何も考えないで使うと、焦点距離や画角の感覚を身につけられないことです。
標準ズームレンズの使いこなし方
画角感を体で覚えながら、標準ズームレンズを使っていきます。
ファインダーをのぞきながらズームを回さず、最初に目で見た風景をどんな画角で撮るかを考えていきます。
最初は慣れていないので、下記のことを続けていきます。
- 基準となる焦点距離だけで写真を撮っていく(例えば焦点距離50mm)
- もしくは、焦点距離24mm、35mm、50mmの数種類の焦点距離だけを使って写真を撮っていく
- 画角が合わない時は、体を前後移動して、上下動かして、好みの場所に移動して撮影
- ズームを回して微調整をしないことが大切です
慣れてくると、画角がわかって来て、そこから写真を表現したい焦点距離を選べます。
これをひたすら続けて画角感を身につけていきます。
単焦点レンズも使いこなせるようになる
標準ズームレンズは使わず、単焦点レンズから画角感を養う方法もあります。
撮りたいものや表現方法は、人によって違うのでどちらのアプローチを使っても構わないと思います。
ただ、どの焦点距離が使いやすいか、どの画角が好きなのかは、写真を始めたばかりの頃はわからないと思います。
そのため今回は、標準ズームレンズからアプローチしました。
画角感がわかれば、好きな焦点距離の単焦点レンズを使い、使いこなせるようになります。
実体験ですが、標準ズームレンズから単焦点レンズを使うと、写真を撮るおもしろさが大きいです。
スポンサードリンク
Lightroomを使って撮影した焦点距離の分析をしてみた
Lightroom Classic CCで、撮影した写真の焦点距離を分析しました。
【数字で見る好きな焦点距離2018年版】
サンプル的にα7R III+SEL24105Gで撮影した1年間の焦点距離割合を調べてみた😊
Lightroomのデータより🤗
24mm 42%
35mm 24%
50mm 16%
70mm 4%
85mm 6%
105mm 8%数字で見ると、24mmの単焦点レンズを買うといいみたいです😃#焦点距離#takaphotoslog
— Takahide Yamato 大和貴英 (@takaphotoslog) January 6, 2019
今回は、α7R III+SEL24105Gで撮影した1年間の焦点距離割合です。
- 24mm 42%
- 35mm 24%
- 50mm 16%
- 70mm 4%
- 85mm 6%
- 105mm 8%
少し予想と違った数字が出てきました。
24mmの焦点距離で撮影することが多かったとデータで出ました。
24mmの単焦点レンズを持ってないので、これからそろえるといいと考えることができます。
次は、35mmの単焦点レンズを選べばいいかと思います。
被写体の変化により、もちろん焦点距離も変わります。
今までと違った被写体を撮影するときは、また必要な焦点距離を考えるといいです。
さて、Lightroomの焦点距離の検索についてです。
先ほど焦点距離ごとに割合を出しました。
焦点距離ごとに撮影枚数を見ることができます。
そこから数字を導きました。
Lighroomをライブラリにします。
そして、左側のモジュールのフォルダーから、2018年全部の写真データが入っているフォルダーを選びました。
写真が並んでいる上に、ライブラリフィルターがあります。
次にメタデータを選びます。
今回はカメラとレンズを選びました。
焦点距離ごとに撮影枚数が出てきました。
今回は焦点距離が細かいので、ある程度分類して割合を出しています。
こうやって分析して見ると、撮影で使う頻度が高い焦点距離がわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
標準ズームレンズで焦点距離を使いこなす方法を紹介しました。
もちろん単焦点レンズからアプローチしても構いません。
この画角に収めたいから、この焦点距離を使って撮影できるようになればいいと思います。
これができれば、自然とうまく写真に撮ろうとした風景を表現できるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考にしていただければと思います。
スポンサードリンク