
上野不忍池へ蓮の花の撮影に行ってみた
梅雨の季節がもうすぐ終わりそうなこの時期は、蓮の花が綺麗に咲く頃になります。
上野恩賜公園にある不忍池の蓮の花が見頃になっているかなと思いながら、撮影に行ってみようかと考えていました。
7月に入ってからは、ずっと不忍池の蓮の花の状態が気になりました。
常にTwitterなどのSNSで不忍池の蓮の花の状況を確認していました。
あるツイートで不忍池の蓮の花が沢山咲いている写真が投稿を見つけました。
今回の記事は、2016年と2017年の不忍池の蓮の花についてです。
さて、上野不忍池の蓮の花の状態はどんな感じだったでしょうか?
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2017年上野不忍池の蓮の花の様子について
2017年7月8日に蓮の花の様子を見に行きました。
まだ少し咲き始めという状態でした。
そのため、つぼみが多い印象を受けました。
ぽつりぽつりと開いた蓮の花がある感じでした。
7月15から17日に咲いていると予想しました。
上野不忍池の蓮の花は、7月中と8月上旬は楽しめると思います。
個人的には、蓮の花が勢いのある頃がいいので、見頃より少し早めに撮影をするようにしています。
2017年7月16日、朝5時に不忍池の蓮の花を写真を撮りに来ました。
いい感じに蓮の花が咲き始めた感じです。
もうちょっと数日あとのほうが、もっと花が咲くかもと思いました。
7月いっぱいは蓮の花が楽しめると思います。
蓮の花は、4日で散ってしまう花なのです。
一斉にタイミングよく咲いてくれると蓮の花がいっぱいの光景が広がると思います。
2016年上野不忍池の蓮の花の様子について
Twitterの情報を見て、2016年7月16日、蓮の花の写真を撮りに行くことにしました。
蓮の花は、とても早い時間に花を開きます。
蓮の花を撮影するために、午前3時45分起きて始発電車午前5時20分に乗り、上野の不忍池に向かいました。
寛永寺の梵鐘が鳴る中、午前6時頃に上野不忍池に到着しました。
朝散歩する人たちやジョギングをしている人たちが多くいました。
蓮の花を撮影のために来ている人たちもたくさんいました。
曇天の空模様でしたが、蓮の花を撮影するには光が柔らかい光加減でした。
昼間は絶えず人が沢山いる弁天堂ですが、早朝なので人がいない弁天堂を撮影してみました。
今回は、Nikon D810に望遠ズームレンズ、TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROをつけて撮影しました。
いつも使ってる標準ズームレンズ、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRも使うと思い、一緒に持ってきました。
まずは弁天堂の裏に咲いている蓮の花を撮影しました。
この場所は、蓮の花の背の高さが低いので、蓮の花を撮影するのにしやすい場所でした。
望遠ズームレンズで大きくひとつひとつ蓮の花を撮影するにはいい場所でした。
撮影する人たちもたくさん集まっていました。
高さが低い位置にあるので、上から蓮の花を一眼レフカメラで撮影することができます。
撮影をしている人たちは立って撮影したり、かがんで撮影したりと撮影範囲が広く取れ、思い思いに撮影していました。
次に上野水上音楽堂のほうから、蓮の花を撮影するため移動しました。
ここの場所は、不忍池の蓮の花を全体的に撮影するにはいい場所でした。
今年はいつもより蓮の花が沢山咲いている感じがしました。
まだまだつぼみもたくさんあったので、まだまだ見頃は続く感じでした。
今まで曇天だった空が、急に晴れて太陽の光が当たるようになりました。
不忍池の蓮の花の表情が一変しました。
逆光気味で蓮の花を撮影してみました。
蓮の花が光で透き通り綺麗な表情を見せています。
蓮の葉も生き生きした様子に見えました。
下の方を見てみると、蓮の葉に雨水の溜まってキラキラしていたので撮影をしてみました。
まだ眠たそうなカワウが目を閉じていました。
人が近づいても全く逃げる様子がありませんでした。
Nikon D810とTAMRON望遠ズームレンズを使っての蓮の花の撮影
2016年の上野不忍池の蓮の花の撮影は、Nikon D810を使いました。
レンズは、手振れ補正のない望遠ズームレンズTAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROを使用しました。
初めてのD810とTAMRONの70-200mm望遠ズームレンズ の組み合わせの撮影でした。
花や紅葉の撮影ではいつもこのTAMRONの望遠ズームレンズを使います。
このTAMRONの望遠ズームレンズは好みの色合いを出してくれるので、Adobe Lightroomでの現像処理は手順が短く調整しやすいです。
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上野不忍池へ蓮の花の撮影のまとめ
蓮の花は、1日目2日目は朝6時頃咲いては午前9時頃にはつぼみになります。
3日目には朝早くに開き、今度は閉じかけのまま夜を迎え、4日目にまた花が開き、最後は昼頃に散ってしまいます。
寺院撮影をするときには、蓮の花は特別な印象を持つ花なので、仏様が蓮の花に座っている姿を必ず見ます。
仏教では、泥沼を私たちの煩悩(ぼんのう)に見立てて、そこに咲く蓮の花をありのままに見ることができる美しい清らかな心を表しているようです。
今回、ありのままに蓮の花を撮影しようと思いながら、ファインダーをのぞきシャッターを切りました。
上野不忍池の蓮の花の撮影は、2014年7月20日と2015年7月19日にきました。
2015年はあまり蓮の花が咲いていなく、撮影データを確認すると蓮の花がたくさん咲いている写真がありませんでした。
その代わり、下に載せた2014年の撮影の時の写真を見ると、たくさん蓮の花が咲いていたようです。
上野不忍池の蓮の花はまだまだつぼみがたくさんありましたので、見頃は8月上旬ごろまで続くのではないかと思います。
上野不忍池を訪れることができる方は、蓮の花を見に行ってはどうでしょうか?
2018年も不忍池の蓮の花を撮影しに行こうと思っています。
不忍池の蓮の花を撮影する撮影機材について
おまけの話で撮影機材についてです。
カメラはどんなカメラでも蓮の花を撮影することができます。
実際、Nikon D810、富士フイルムX-T2そしてSony α7R IIIのどれにでも標準ズームレンズをつけて撮影します。
ちょっと問題があるのが、撮影する場所から遠くにある蓮の花を撮影するときです。
焦点距離70-200mm望遠ズームレンズを使って撮影をしたりします。
が、この焦点距離でもさらに遠くの蓮の花を撮影するときは、さらに上の焦点距離の望遠ズームレンズが欲しくなります。
そこで考えているレンズが、TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USDです。
この種類の望遠ズームレンズにしては、小型で軽量なのがいい点です。
今は購入に迷っている段階です。
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日月
2016-08-11 - 19:58
不忍池の蓮は、心が洗われます。
美しいお写真を見せていただきました。
ありがとうございます。
taka
2016-08-11 - 20:20
日月さま>
コメントありがとうございます。
また来年も不忍池の蓮の花を撮影したいと思っています。
さらに美しく撮影できるよう修行していきます。